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育児も進化している?怒鳴っても子供には届いてない!

この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m


【この記事は7分で読めます】

お父さんはお母さんに促された時にだけ叱る

時々「夫が怒ったら聞いてくれるのに、私が怒っても聞いてくれません」と言うお母さんがいます。お父さんはたまにしか家にいないから敬意を表して聞いてくれるだけで、お父さんを慕っているわけではありません。
(中略)
お母さんが「私がどれだけいっても聞いてくれないから、お父さん叱ってちょうだい」と言ってからでないと、お父さんは叱ってはいけません。
お父さんがお母さんに促された時にだけ叱ることで、子供は家庭における両親の関係性を知り、言うことを聞くようになるのです。
     カヨ子婆ちゃん73の言葉より抜粋

著者:久保田カヨ子/出版:ダイヤモンド社

カヨ子婆ちゃんはこのように書かれています


ユウがこの手を使って 言うことを聞いてもらったことは

何度かありました。

やはり男の子ということで 

家の外でのトラブルは年に数回ですがあります 

だいたいは私が叱れば済んでしまうのですが

それでもなんだか おさまりの悪い時は 

主人に言ってもらう方が 早く納得したように思います

これをすることで ユウ自身も自分が反省すべきかどうかが 

腑に落ちるようでした(^^)

男の子は自分より強いと感じる存在に 

危機感を感じて従う傾向があるので

男の子を叱るときはお父さんにお任せするのが良いそうです


4歳ごろの自己顕示欲


ユウがモンテッソーリ教育の幼稚園に

たまたま入園してしまった頃の話です( ;∀;)

3ヶ月もすれば本当に人が変わったかのように

お手伝いや自分の遊び方 妹との接し方などなど

至る所にその恩恵を感じることがありました

入園前の心配は何だったのかと思うほど すっかり慣れて 

朝のお迎えのバスからも逃げなくなって来た頃です

幼稚園では 4歳児には難しいと思う言葉や 簡単な英単語など

覚えて帰ってくるようになっていました

私は知っていても知らないふりをして 

「すごいねーお母さん知らなかったよ また教えてね」

とユウがもっと教えたくなるように 褒めて煽ってました(*^-^*)


それはパパにもおよび 数日後 

キッチンで炊事をしているときに 玄関から聞こえてきました

私に言ったことと 同じことを繰り返すユウに

パパ:知ってるよ 

(私の心の音が カチーン!)

ユウ君:お母さん知らなかったで

パパ:知らんわけないやん 知ってるよ

(私の心が バキバキバキーン!(>_<))

(嘘やろ?!まじか!あのおやじ~~~~~~~~(-_-メ))

せっかくユウ君が 嬉しそうに学びの成果を伝えてるのに

芝居の一つもうてないうえに 私のネタバレまでする????

これには怒りを超えて 参った~でした(-_-;)

寝てるときに髪の毛20本抜いてやろう やっぱり23本抜いてやる!!
(パパの頭薄いので)

そんな殺意が芽生えてしまいました(>_<)

世のお父さんたち 子供をその気にさせる言葉くらい

いつでも取り出せる場所に置いといてください

子供はそれだけで 得意になって頑張れるんですから

このあと自分の気を静めて 厳重に注意しときました

パパに 喝!

昭和オヤジはくそオヤジ

 
ある日の夕食後 ユウとモモと3人でクイズ番組を見ていました

当然大人の番組なので 4歳のユウには分からないことばかりでしたが

テレビのタレントがクイズに正解した後に

ユウ:あっ 僕これ知ってたわー

というので 

私:へーそうなん よく知ってるね

そこへパパが帰宅 おかえりー(3人で言う)

またクイズが出されて ユウがお決まりの

ユウ:僕これも 知ってるやつやったわー

私:すごいね なんでも知ってるねー

を繰り返していると パパがユウに向かって

パパ:お前さっきから嘘ついてるやろ しょうもない嘘つくな!

と大きな声で言いました

そして私に向かってこうも続きます

パパ:お前もさっきから 変なあいづち打つな!

ユウがダメな人間になってしまうやろ

パパが言いたいこともなんとなく理解できたけど

その言い方は 4歳児に理解させるには程遠いものでした

パパはいつも帰りにコンビニで ビールを1本開けて帰ってくるので

少し酔いが入っています(どうせ仕事で何かあったんだろう) 

こういう時は相手にしないのが得策

私は あっそう と言って泣くユウに

あっちの部屋行こうと言って 寝室に連れて行きました

大丈夫やで ユウは何にも悪くないよー

そう言って 少し早めに寝かせつけました

次の日 親子保育園にモモと遊びに行って(ユウは幼稚園)

昨日会ったことを先生に相談すると

男の子のこの時期は そうやって自分を大きく見せるのよ

僕は知ってる 僕の方が強いよってね

それは否定したらあかんよ それを否定することは

自信のない子を育てることになるからね

遊びの延長と思って

一緒に楽しんで付き合ってあげたらいいからね

そうやってパパに教えてあげて

そう教えていただきました

その夜 いつものように ビールを開けて帰ってきたパパに

低めの声で

私:昨日の~~は~~~~~らしいで 

だから次からは~~やから 怒鳴らんといて

とりあえず 昨日のこと ユウと話してくれる?

パパ:それは悪かったな ユウごめんな 急に大きな声出して

と謝るパパ(-_-メ)

パパは朝早くから夜も9時ごろまでいないくせに

急に怒鳴られたりしたら 自分の子育てにケチ付けられてる気がして

気分悪いです しかも可愛い可愛い我が子に対して

4歳児に対して そのボリュームと口調が下品過ぎる!

反省しろと言いたいが 

息子が見ているので 黙って堪える私でした

しかしこの時からは 私も急な怒鳴り声は極力避けて欲しいと

素面のパパにお願いしました 

お酒が入っての 怒鳴り声は私の中では最低中の最低なので(-_-メ)


最近ではイクメンとか 主夫とか 世の中の男性陣もずいぶんと

女性より思考の方が増えたように思いますが

うちのパパは昭和全開でオヤジやってます

若くても うちのパパ寄りの思考の方もいるとは思いますが

怒鳴って押さえつけることは 教育でも何でもありません

ただの威嚇でしかないです 

子供は大きな声にビックリしたら

その後は何も聞こえてないのと同じなので

子供に聞かせなければ ならないことがある時は

子供も親も落ち着いているときにして欲しいです


この時のことを思い出すと 今でもムカーってなります

でもあの時ちゃんと説明してくれる先生と出会えて

解決できる環境にいたことがラッキーでした

高松のあの先生 元気にしてるといいなーと

ふっと思うイル子でした(#^^#)


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