第一章の終わりに
無事、昨日の9時半に、スマホのインターネットが利用可能になった。10時半にプロバイダーから、SMSが入り、無事新しいプランの移行が終わりましたとの連絡。中途半端な時間に開始されるんだ。パリで迷子になったら大変。結局はほとんど使わなかった。雨だったし、ギリギリまで仕事したかったから、パリでは迷子になるような散策しなかった。
今朝は4時半に起きて、5時過ぎにホテルを出て、シャルル・ド・ゴールに6時に着いた。もう全ての手続き終わって、免税の還付を受けても、まだ、1時間半余ってる。
2023年8月9日は31時間あった。私は、おそらく、50代を世界中の誰よりも多く過ごした。7時間だけだけど…。だって普通は、時差の7時間は、帰国時に解消される。だけど、私は60才になる前日の午前2時に羽田をたち、同じ日の午後にパリに着いた。50代の7時間は解消されることはなかった。そのままフランスにいたから。
26年ぶりのパリだった。翌日の誕生日は、エルメス本店に行った。小さいブレスレットを買った。誕生日なのというと、店員のポールから誕生日を祝ってもらった。30年前にも同じセリフを吐いた詐欺師みたいな占い師もエルメス本店前の路上にいた。騙される日本人いるのかな。
私は昨日も6時半に起き職場に行った。今日は雨。いつもと違うのは、みんなに、じゃあ行くねと挨拶して午前中に仕事を終えた。みんな、戻ってくるのわかっているから、笑顔で送り出してくれた。
15時31分発のTGVにのり、私の街を後にした。1年のフランス滞在はこれで一応終わり。ただ、ずっとここで暮らせることを夢見て、自分で第二章を準備した。でも、この第二章は、フランスの仲間だけでなく、日本の仲間が協力してくれたところが大きい。
出航は、希望に満ちたものになった。
Merci pour tout le monde !