暇空茜録 グラニ社訴訟
part1 グラニ社と暇空茜氏の事例の時系列
0. 2012年頃:gloopsにて
2010年代、ソーシャルゲーム業界が急成長を遂げる中、谷直史氏はゲーム制作会社「gloops」に在籍し、暇空茜氏を含むチームで「三国志バトル」をリリースし成功する。
1. 2012年9月19日、株式会社グラニ設立
谷氏は「三国志バトル」のチームメンバーとともに独立。この独立の過程と新会社設立に関しては、一部で議論や疑惑が提起されたが、詳細は不明確。資料1~4参照。
2. グラニ設立
暇空氏は創業メンバーの一人として参加
資本金100万円のうち、暇空氏は8万円(8%)を出資
3.その後の経緯
「神獄のヴァルハラゲート」の開発・リリース
ゲームの大ヒットにより、グラニの時価総額が急上昇(最高90億円)
4. トラブル発生
グラニ社長(谷直史氏)と暇空氏の間で金銭トラブル
社長による極端な株式希釈(100株に対し899株の新株発行)
暇空氏への深刻なパワハラ行為
5. 2012年後半〜2013年初頭:
暇空氏がグラニ社から不当に解雇される
6. 2013 3月
暇空氏が無職状態でグラニ社を相手取り訴訟を起こし、これにより6~7年間に及ぶ法廷闘争が始まる
7. 裁判結果:
暇空氏は勝訴し、約6億円の賠償金獲得した
資料1
5ch椎間板より
資料2
文春オンラインより
資料3
資料4
part2 グラニ社詳細経緯
グラニ社の反論と裁判の転機:
グラニ社は裁判で「資本金8万円出したやつに、6.5億円払うのは横暴だ」と主張し、当初暇空氏の敗北が色濃かったが、グラニ社長の自滅に告ぐ自滅で結果的に暇空氏が勝訴した。
グラニ社長が敗北した理由
グラニ社長の谷直史氏は、暇空氏を引き抜いてグラニを創業したが、その後の行動が問題となった。
A. 極端な株式希釈:発行済株式100株に対し、自身に899株を新規発行
B. 創業メンバーの株式価値を実質的に無効化
C. 「この会社は俺のものだ」という強硬な姿勢
法的観点
当初法学者や弁護士は暇空氏の勝訴確率を10%程度と見ていた。しかし社長による社員に対しての深刻なパワハラとパワハラの証拠となる録音の存在が勝敗を分けた。
パワハラの具体例
「今後この業界で働けなくすることもできる」
「退職金は1円も払わない」
「お前の株を0にしてやる」
借金の踏み倒し
暇空氏の機転
社長がiPhoneを没収したにもかかわらず、暇空氏は靴等に隠したICレコーダーでパワハラの証拠を録音することに成功した。
結論
この裁判は、急成長するIT企業における経営者の暴走と、それに対する法的救済の可能性を示す象徴的な事例となった。また、株式投資のリスクと報酬、そして企業統治の重要性を改めて浮き彫りにした。
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