「大阪いる人誰かご飯行きませんか!!」内定式のために前乗りで大阪に来ていた私は、寂しさに負け、らしくない提案をした。 送った先は就職先の内定者が集まるグループチャット。150人以上の人間が集まっている。 「行けます!」思いの外早く返信が来た。なんていいやつなんだろう、ほぼなんの情報もない人間の唐突な呼びかけに応じてくれるなんて。 その後も何人かから返信があり、気づけば6人というそれなりの数が集まった。 親交のない人間と食事に行くなんて何年ぶりだろうか。いや、人生初かも
自分はクリエイティブな人間なのか。 常に考えているこの問題は自分の人生に最後まで付きまとうものなのだろう。 毎日、クリエイターであるという自信のある時間と、クリエイターになりたいと思っているだけの消費者であると絶望する時間を繰り返している。 この文章を書く理由もクリエイターであると思いたいだけで、程度が浅いと思いながら書いている。絵も同様に、練習している間は自分がクリエイターであると思える。 そんな日々を過ごしていると、自分の分身がどんどん明瞭になっていくのを感じる。
文章を書いてみようと思ったので、エッセイを書くことにした。 エッセイという表現が正しいのかわからないが、日記のようなものだ。 大阪への移動中に読み始めた、星野源「いのちの車窓から」に影響されたことと、自分の思考を外に出す練習になると思った。 とりあえず書き始めてみたが、何から書けばいいのかわからない。 いつも頭の中にはバラバラの文章があるが、書き起こそうとすると途端に消えてしまう。最近練習している絵も同じで、イメージを描き起こそうとすると消える。表現というものは難しい