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思考が現実を創る実験~わたし流~

仕事や学校、約束の時間に遅刻しそうになった経験はあるかと聞かれたら、多くの人が「ある」と答えるかな?

私はもちろん「イエス」それも一度や二度ではなく…

遅刻するかも!という時の焦りからくるイライラ。
あの不快さを味わいたくなくて、時間に余裕をもち出勤することを心がけている。
それでも、時々、遅刻しそうな時があるのだけど…

車で1時間以上かかる職場へ転職して間もない頃の話。
その日の朝は道が激混みで、このままだと遅刻かも…というギリギリの状況。
信号待ちの度に、時計を確認し「ヤバい!」という言葉が頭の中をグルグル駆け巡り、プチパニックに陥っていた私。
そんな時に限って、追い打ちをかけるような出来事が起きたりする。

前を走るトラックはやたらと遅くて、やっと別の道に行ったと思い安心した途端、後ろから聞こえる救急車のサイレン…

遅れそうな時あるあるな出来事に見舞われて
それはもう、イライラのピーク!!

しかし、その時、閃いたのです!

「もし、出勤時間に間に合う未来が分かっていたとしたら、こんなにイライラするのか?」

もし、出勤時間に間に合ったとしたら…

職場に無事に到着している未来の自分がどう思うかを想像した。
「間に合うんだったら、あんなにイライラして焦ることなかったな」
そう思い、なんだか損をした気分になっていそうだ。

遅刻をしないと事前に分かっていたら
当たり前だけど、同じ状況でも全く違う心境で通勤できる…
気持ちに余裕ができて普段通りに、音楽や景色を楽しめるのに。

そして、ある実験を思いついた。

私は時間に間に合い、余裕な気分で出社している!
と、遅刻しない未来を設定したらどうなるのか?

時間に間に合うというゴール設定だから
そこに至るまでの心境だって必然的に違うものになる。

私は焦りの気持ちを落ち着かせるために、飲み物を飲み、好きな音楽に耳を傾け、時計を見ないように試みた。

途中途中で不安がよぎるたびに
「大丈夫、間に合うと決まっているから、大丈夫」
自分が安心できるような言葉をかける。

結果、実験は大成功。
遅刻確定な状況が一転、5分前には会社に到着することができた!

ちなみに、この方法は気持ちを落ち着かせるだけではなくて、望む未来にシフトすることも出来る!…と、思っている。

その証拠に、私はこの実験以降は遅刻をしていない!…ほぼ…

この実験で私が何をしたかったのかと言うと、
スピリチュアル界隈ではよく知られる
【思考が現実を創る】を試すことで結果がどうなるのか?ということ。

一連の出来事と、それに伴う思考や感情がどうなっていたのかを振り返ると以下のようになる。

<私が遅刻していた時>
①遅刻しそうな状況
思考→ 遅刻する!ヤバい!間に合わない!どうしよう!
感情→ 焦りや不安(イライラ、オロオロ)
※この時点で遅刻する未来を想定している
 ↓
②さらに遅刻しそうな現象が起きる
現象→ 赤信号につかまる
 ↓
③その現象に対して
思考→ 遅刻する!ヤバい!間に合わない!どうしよう!
感情→ 焦りや不安(イライラ、オロオロ)
 ↓
④輪をかけて遅刻しそうな現象が起きる
現象→ 遅い車が前を走る
 ↓

結果→ 遅刻

今まで私は②や④の現象(赤信号、遅い車など)が起きたから、焦りや不安を感じると思っていた。
だけど、思考が現実を創るということは、焦りや不安の思考や感情に対して相応しい出来事が起きているという考え。
焦りの気持ち → さらに焦らせる状況が起きる(赤信号や遅い車)


だから実験で焦りの気持ちを落ち着かせて、時間に間に合うという安心に気持ちの焦点を合わせるようにしてみた。

<実験>
①遅刻しそうな状況になり
思考→ 遅刻する!ヤバい!間に合わない!どうしよう!
感情→ 焦りや不安(イライラ、オロオロ)
 ↓
②さらに遅刻しそうな現象が起きる
現象→ 赤信号につかまる
 ↓
未来を自分の望む(時間に間に合う)結果に設定し直す
 ↓
③安心できる未来だと分かっているので、思考と感情が変わる
安心できる未来に相応しい思考と感情に合わせる
思考→ 大丈夫!出勤時間に間に合う!
感情→ 落ち着き、安心、余裕
 ↓
④起きる現象も変わる
現象→ スムーズに進むようになる
 ↓

結果→ 5分前に到着

たまたまでしょう!と思われるかもしれないし、その通りなのかもしれない。
私もまだ自信をもって断言できるほどの経験値がないけれど…。

ただ1つ確かなのは、<間に合う>という未来を想定することで安心感が得られ、遅刻しそうな時に焦りやイライラを感じることが格段に減少したこと。
出勤時に不快な気分を味わうがなくなったので、それだけでも私の中では十分満足!

だけど、欲張りな私は【望む未来を設定して、今の安心感を得る】方法としても活用している。

望む未来を設定すると言っても、今はまだ具体的にどうなりたいのかは明確に見えていないので漠然とした設定だけど。
何がどうなったとしても私の未来は幸せだ!!
と決めている。

実際どうなるかなんて未来のことは誰にも分からない。
不幸になるかもしれないし、幸せになるかもしれない。

将来に備えることは大切なことなのだろうけど…
まだ起きてもいないことを憂いて、不安を先取りして、今を過ごすのは勿体ない気がして。

人は分からないことに不安を感じるよね。
それはきっと、生存本能として備わっているのだと思う。

どうなるか分からない事があると、誰でもいい「大丈夫だよ」と安心できる言葉をかけて欲しくて、身近な人に相談したり、占いとかに頼ることがある。

だけど、安心させて欲しくて相談した相手に否定されて余計に不安になったり、諦めてしまったり。
あなたは、そういう経験はないかな?

本当は自分で自分に太鼓判を押せたら楽だと思う。
求めている答えを待たなくていいし。
その為に、この方法は凄く役に立つはず。
本来は分からないから不安になる未来のゴールを決めちゃうのだから。

不安になって気持ちがゴールに向かう軌道から逸れそうになったら
「大丈夫!わたしの選択は間違っていない!きっと最善!」
安心に焦点を合わせ直す。

私は少しずつ安心感に意識を合わせられるようになってきたけれど。
それでも、ちょっとしたことでブレまくる(笑)

実は今日も気分が浮かず漠然とした不安に襲われた。
だけど、この記事を仕上げるために読み返して「最高な未来」というゴールを思い出すことができて軌道修正ができた気がしている。

未来を憂うのではなくて、希望の中で今を安心していきたいから、この方法を、これからも実験しながら体得していきたいと思う。

体得するのに大切なことは、自分が設定したゴールがあることを忘れないこと!
これは私が今日実感したこと(笑)

もし気が向いたら、あなたもゲーム感覚で実験してみて!

それでは、また。












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