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映画「プリズン・サークル」をみて

先日、映画「プリズン・サークル」をみた。

とても面白かった。
興味深い言葉がたくさんあり、今回は感想をまとめるというよりは、その言葉のメモを残しておきたいと思う。
が、その前に。
映画をみ終えた後、感想シェアの時間があり、そこで自分が話したことを覚えている限りのことを書いておく。

印象に残る言葉がたくさんある映画でした。
出所された方が集まる場面で、他の方からいろんな質問を受けた一人が「ギブアップ」と言っていて。
本音を話す、自分のことを話すことは、すごくエネルギーがいることなんだと感じました。
「傍観者的態度」「死んだふりをして生きのびた」という言葉もあって。
じゃあ、その逆のこと、「自分の人生に対して、傍観者的態度でいない」「死んだふりをせずに、自分の人生を生きる」、そんな人は世界にどれだけいるのだろう、と考えたり感じたりしました。
そんな中で、受刑者の一人の方が、「隠さずに生きたい」という言葉を言っていて。
その言葉がすごく力強く、かっこいいなと感じました。

だいたいこのようなことを話したように思う。
ここからは、映画をみながら書いたメモ・感想など。

「傍観者的態度」「死んだふりをして生きのびた」の対にあるのが、「自分の影響力を自覚すること」

他人には語れないことがあることを認める

自分を守ってくれるもの(そう感じるもの)(お金)への固執
それは自分の外側に見出している気がするから、自由ではない感じがする

罪悪感が生まれるところはどんなところ?
平等とは?

「憎み」の矛先が現れたものが犯罪となっている

サンクチュアリ
ただ、いくつかの居場所があればいいだけではなくて、「本当に安心していられる場所」が必要

立ち直ることと、罰を与えることに乖離がある気がする

こんなことをメモしていた。
うまくまとめることはできないけれど、今僕が思うことは、「今の社会は、自分のことを話すという経験があまりに少ない」ということ。
絶対に自分を隠してはいけないというわけではないけれど、隠していることすら忘れてしまうほどに「自分」がどこかへ埋もれてしまっている。
「自分のこと」を安心して話せる経験をつくっていきたい。

*

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