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太陽のきもち

こんばんは。
2019年が始まりましたね。

今日は、昨日の記事でもかいたように、朝から楽しみに出かけていきました。
行った先は、柔らかな曲線がかわいい『大室山』でした。

今日は、1年に1度だけ大室山のリフトが早朝運行する日なのです。
僕は、伊豆での年越しは3年目になりますが、大室山で日の出を見るのは初めてでした。

僕は大室山がとても好きです。
かたちがとてもかわいい山だから。
季節とともにちがった景色を見られるから。

そんな大好きな場所で日の出を見られるという事で、昨日からワクワクしていました。
でも、大室山で日の出を見るのを楽しみにしていたのは僕だけではなく、たくさんの人がリフトに並んでいました。


伊東市で一番標高が高い場所の早朝という事で、かなり寒かったです。
普段は観光名所としてにぎわっているので、今日も観光客の方が多いのかな、と思っていましたが、並んでいる列をすれ違う時に新年のあいさつを交わす光景があり、この日だけは地元の方が結構リフトに乗るんだな、と発見しました。
僕も実家で年越しをするときは、近くの神社で年越しをして、厄年の方が配ってくれるお菓子をもらうのに並ぶ列で知り合いに会って、挨拶をしていたことを思い出しました。

いや、でも大室山の初日の出にこんなに人が並ぶとは想像を超えていました。
リフトに乗るまで約30分待ちました。
そして、計算外のこの待ち時間のうちに日の出時間を迎えてしまい、リフト待ちの列に並んでいるとき、すでに辺りが明るくなってきてしまいました。笑

でも、リフトで山頂まで上がり太陽の方を見ると、きれいな朝焼けが海を照らしていました。
少し雲がかかっていましたが、大室山から見る日の出はとてもきれいでした。

僕は、すぐに仕事だったので早々に下りのリフトにのってしまいましたが、とてもいい景色を見ることができたな、と満たされていました。


そこで今日、ふと思ったんですけど、タイトルにもある『太陽のきもち』はどうなんだろう、と。
太陽にとって、今日は、『1年に1度だけ世界中の人が自分を見てくれている日』になるんですかね。
太陽からしたら、毎日同じ繰り返しなのになんで今日はみんな自分を見てるんだろうな、と不思議な気持ちになっているのか、1年に1度だけでもみんなが見てくれてうれしいな、と思っているのか、あまりにたくさんの人が見てくれるもんだからちょっとだけ恥ずかしい気持ちなのか。
太陽にしかわからないことですけど、太陽のきもちを考えてみた日でした。

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