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「与える」は技術だ

The Only Joy Is Giving

与えること。
そこには喜びがあると思います。


例えば、プレゼントを贈るとき。

何が欲しいんだろう、
これを受け取ったらどんな顔するんだろう、
あれこれと考えて、
プレゼントを選ぶときから、喜びがはじまっているのかもしれません。

そわそわしながら、プレゼントを渡してみる。
相手が笑ってくれる。
その顔を見て、こちらもうれしくなる。
そんな喜びがあると思います。


与える喜び。
それは、相手が受け取ったときにはじめて、喜びとなるのだと思います。

受け取ってもらえないものを、与えようとすること。
それって、きっと、
押し付けだったり、
余計なお世話だったり、
おせっかいだったりするんだと思います。

もしくは、相手の声を聴いていないだけ。
それを押し付けと呼ぶのかもしれませんが。

聴いてもらえないこと。
それは、「信じてもらえていない」、そう感じさせてしまうことだと思います。
これって、結構しんどいものだと思います。

でも、意外に「聴いてもらうこと」というのは、あまりできないことなのかもしれません。


与えること。
そこには、確かに喜びがあります。
その、与えるということには、
紙一重に押し付けや、おせっかいが存在しています。
だからこそ、本当は「与える」ことは、簡単ではない行為なのかもしれません。
相手の話を聴く。聴こうとする。
そして、信じる。
そこが、与えることの出発点なのかもしれません。


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