絶好調な自分でこそ
ブラッドベリチャレンジで読んだ詩がとてもよかった。
今、「活発な暗闇」という江國香織編の詩集を読んでいる。
今日はジャック・プレヴェールの「朝の朝食」という詩だった。
出来事が丁寧に描かれれば描かれるほど、相手の無関心さが浮かび上がってくる、ということを感じた。
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自分が気にかけているものを、相手も同じだけ気にかけているとは限らない。
それを知ったとき、もしかしたら悲しい気分になるかもしれない。
でも、相手も同じように気にかけているはずもないことは、当たり前のこと。
自分はいいことをやっている。
だから、相手にだって伝わるはず。
伝わらないとおかしい。
自分がいいと思うことをやる。
それは素晴らしいこと。
でも、「伝わらないとおかしい」というのは、「自分のケアを自分でできない」状態に陥っているのかもしれない。
そんなことを今日届いた小川たまかさんのtheLetterを読んで感じた。
誰かの役に立てるかなんて僕にはわからないことだけど、そんなに強い人間でもないから「役に立ちたい」という思いを抱く。
そんなときに大事なことは、「自分が絶好調であること」。
誰かの役に立つことを、自分を満たす手段にしてはいけない。
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