矛盾だらけの自分を愛しちゃおう
こちらを読みました。
「予想通りに不合理」。
ニヤけてしまうようなタイトルです。
内容としては、僕たちが普段から出会ったり、自らしてしまう不合理な行動を実験として検証し、その考察が書かれています。
実験結果が意外なものもあれば、活字として書かれていたら「絶対に不合理!」と感じるようなものが実生活では選ばれていたりするものもありました。
実験を基にしているので、真実味があり、自分も実験に参加したり予想したりしながら読むことができるのも面白かったです。
高校の時の先生が、
「鳥には翼が与えられている。
鳥は、その翼を使って空を飛ぶことができる。
人には理性が与えられている。
でも、人間はその理性をうまく使うことができていない。」
と、忘れてしまいましたが何かを引用して言っていました。
「理性をうまく使うことができない」、ということは不合理な行動を取ってしまう、ということです。
でも、それは「予想通り」。
不合理な行動を取ってしまうことは、予想通り。
そう考えると、
人間って、
どんなに合理的な人間でも、時に不合理な行動を取るという予想や前提
を持っておけるのではないでしょうか。
人間は不合理な行動をする生き物、
そう知っておくことで、
その不合理さを回避できる方法を考えられたりもします。
不合理なことは、効率が悪かったり、不正を引き起こしたり、満足度を下げるようなこともあるかもしれません。
でも、僕自身、振り返ってみればたくさん不合理な行動を取ってきたように思います。
合理的な考えとは矛盾した行動。
でもそんな不合理、矛盾した自分も人間らしくていいのかな、と思います。
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