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自己理解って、マイルドに見えるかもしれないけど、マッチョな姿勢も大事だよ

今日お話をしている中で、「マイルド」という言葉の対として、「マッチョ」という言葉が登場しました。
本当は「ワイルド」が対になるはずだけれど、「マッチョ」という響きは面白くていいな、と思いました。

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日本において、対人支援の手法として挙げられるものが4つあります。
カウンセリング・コーチング・コンサルティング・ティーチング。
それぞれにどんなイメージが湧くでしょうか?
アメリカだと、ここに「セラピー」も入ったりします。
日本でセラピーと聞くと、「癒しを与えてくれるもの」みたいなことがイメージされるかもしれませんね。
アメリカにおけるセラピーの目的は、「自己理解」なんです。
日本だと、「カウンセリング」が自己理解を目的にしているものと捉えられるかもしれませんが、アメリカでのカウンセリングには「アドバイス」が含まれてるんですね。
セラピーを入れて5つの手法、全て日本語ではないですよね。
日本語に訳すこともできるのでしょうけど、外国語由来のものです。
あるスキルを習得するには、そのスキルが発展してきた言語を学ぶことが大事だと聞いたことがあります。
それは、それだけスキルの細かいグラデーションの差異を知るために、やはり重要なのだと思います。

アドバイスを受けるより、自己理解を深める方がマイルドなことのように感じるかもしれません。
でも、自己理解って結構マッチョな姿勢が求められることだよなー、と思っています。
アドバイスは、それを実行するかはもちろん自分次第ですが、聞くだけなら受動的でもできちゃうんですよね。
自己理解は、「自分で取り組む姿勢がない限り深まらない」と思っています。
どれだけサポートをしても、自分にその気がないのなら、それは0に掛け算をしているようなものになってしまうのです。
自己理解には、「マッチョな姿勢」も大事!

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