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マイナポイントゲットの過程と、マイナ保険証否定論者の意見を考える

マイナポイント20000円きたあああああああ!!!!

・・・ということで、無事にマイナポイントをゲットした。
これらはauPayにチャージしたので、今後はpovoのギガ活に活用し、物を買うだけで追加のデータ容量にもなる。まさに一石二鳥というやつだ。

ということで、今回はマイナンバーカードについて語っていこうと思う。


【いやマイナンバーカード紛失してなかった?】


(※読み飛ばしていい部分です)

えっ、「お前マイナンバーカード紛失してただろ」って?

いや・・・その・・・

見つかりました (^p^)


あの日、マイナンバーカードの一時停止処置を行い、
翌日の金曜日に市役所に、「いまからマイナンバーカードの再発行に伺いたいのですが・・・」と電話したところ、

「う~ん……いまからだと再発行30日後になっちゃいますよ?」
「家で無くなった可能性が高いのでしたら、もう少し探してみては?」
「土曜日曜探して、もし見つからなかったら、その時申請してもいいと思います」

という返答。

いや十分探したんだよなぁ~)とか思っていた自分の脳裏に、確定申告のときカードを使い、そのまま同じところに片付けた疑惑がちょっとだけよぎった。

その後家に帰り、源泉徴収の用紙が入ったジップロックの中を確認する。

あ、あ、あ、

あった・・・!

分厚い紙束の中に、マイナンバーカードが、あった。

ははは・・・。

そして月曜、市役所へ行き、一時停止を解除し、元のカードが使えるようになったのであった。(実際に使えるようになるのは次の日だけど)


【マイナポイントの申請】

マイナポイントを受け取る方法は「アプリでなんやかんやする」ということしか知らなかったので、Playストアで「マイナンバー」と入れて検索。

案の定アプリが出てきたので「マイナポイント」「マイナポータル」の2つのアプリをインストール。

ポイント受け取りする際には、この2つのアプリを使いながら行うことになる。

詳しい流れは自分なんかよりも詳しく解説してる動画があるのでそれを見てもらいたい。

しかしやってみて思ったのが、「めっちゃわかりやすいなあ」ということ。
いやもちろん自分はPCやスマホの知識は普通レベルにはあるが、それにしたってスムーズに申請が行えた。

暗証番号入力とマイナンバーカードをスマホのNFCに何度かざしたかはともかく、作業中にほぼ迷うことがなかった。

躓いた部分を強いて言うなら、規定のブラウザをFirefoxにしているとページでエラーが出て、URLをコピペしてChromeで見なきゃいけなくなった事くらいだろうか。

なんにせよ、デジタル庁、ちゃんと仕事してるなぁと思った。

ただ、NFC機能のないスマホだった場合、PC+カードリーダーやら、コンビニの端末やらでやる必要があるようなので、今後のスマホ選びはそこを重視しないと不便かもなとも思う。
おサイフケータイは便利だし、言われずともNFC搭載端末を選ぶ気ではあるけど。


【健康保険証連携やらワクチン接種証明やら】

マイナポイントを満額受け取るにあたっては、公金受け取り口座との連携やマイナンバーカードを健康保険証として使えるよう申請する必要がある。

自分は勢いでワクチン接種証明書アプリもインストールして、国内と海外の証明書をゲットしたが(多分使わないと思う)
これが家に居ながらにしてらくらく出来るのもマイナンバーカードのおかげである。
本来ならわざわざ役所に行ってやらなきゃいけない作業だ。

そう、マイナンバーカードは便利なものなのだ。

これは今のアパートに引っ越したときにも思った。
あのときはマイナンバーカードが無かったため、元の住所の役所にわざわざ交通費をかけて転出届を貰いに行った。(往復2万円)
それがマイナンバーカードがあれば、近くのコンビニで済む。
最高すぎる。

しかしネット上には多くのマイナンバーカード反対論者が居るのも事実。

Youtubeを見ても、
「健康保険証!?これで私達の負担が増えるんですよ!?国は守銭奴!!」
「まーた国が搾取をはじめましたよぉ!!!」
というような主張(意訳)をしている人も居るようだ。

確かに診療料金が上がるという話は聞く。
7500円に釣られて余裕で申請を行ってしまったが、
これは調べる必要がありそうだ。


【健康保険証として使うとヤバいの?】

同じようなジャンルの本をいくつも読むことで考察を突き詰めていく、
シントピカル読書というものがある。
この読書の方法は、動画においても有効だと思う。
一方の偏った意見ばかり聞いていると、サジェストも偏っていくし、新たな知見も得られない事が多い。

ここはマイナンバーカードを健康保険証にすることのメリットを語っている動画も見なくては。

あれこれ動画を見ていって、マイナンバーカードの保険証、
マイナ保険証のメリットとデメリットが浮かび上がってきた。


☆~メリット~

  • 病院ごとの診察券が不要になる

  • 医師が薬の処方歴を確認できる(お薬手帳代わり)

  • 医師が手術歴を確認できる(令和4年辺りから?)

  • 医師が健康診断結果を確認できる

  • 自分で確定申告してる人は、医療費控除の申請が楽になる

  • 健康保険証の切り替え時に10割負担するタイミングが発生しなくなる


といったところだろうか。
ぶっちゃけなかなか便利である。
個人的には各病院の診察券がいらなくなるのも楽でいい。

メリットを見ると、基本的に医者側が適切な医療を行いやすくなり、ひいては自分の利益になるという項目が多いだろうか。
旅行中初めて行った病院でも、マイナ保険証であれば医者は患者の情報がしっかり把握できるわけだ。

ではデメリットはどうだろうか。


★~デメリット~

  • 診療報酬が引き上げられる

  • なんかこう・・・セキュリティやら管理社会が!!

  • ファシズムとアメリカの支配が!!


こんな感じだろうか。
いや真面目にいろんな動画を見たのだが、ホントこんな感じで・・・。

あと、別にこれは患者側にマイナ保険証は無くても可能なのだが、
医療機関がマイナ保険証に対応していると、
限度額適用認定証がなくても、医療機関等の窓口で高額療養費制度における限度額以上の支払いが免除される。

これは経験のある自分的にはデカい。
大体が高額医療費制度を使うときなんてのはてんやわんやなので、
そんなときにあれこれ書類を揃えて~なんてやってられないのだ。
このためだけにも対応は進んで欲しいものだなと思う。


さて、話をデメリットの件に戻して、
基本的に問題視されているのは診療報酬についてだ。

SHIBAYOBIチャンネルのスクショ(メリット・デメリットがわかりやすかった)

上記のSHIBAYOBIチャンネル動画のスクショを見てもわかるように、マイナ保険証を導入している医療機関では、診療報酬がマイナ保険証だろうが今までの保険証だろうが、どちらも負担額が増えている。

つまり国は、「マイナ保険証使えるように機械買って対応してくれた医療機関は、患者から多くお金とってもいいよ!」と呼びかけ、対応医療機関を増やそうとしたのである。

まあわからなくもない。
機械を新しく導入したり、それに関する業務を受付に教えたりなど、医療機関には余計な金や業務が発生しているのだ。
医療機関側に見返りがないとやる気にならないのはありそうだ。
(まあこの制度でも全然普及してないんだけども)

しかし患者側からするとたまったものではない。
数十円とはいえ、今まで取られてなかったお金が取られるのだ。
増税みたいなもんだと思われても仕方ない。

もちろん、マイナ保険証を使うことで先程挙げたような様々なメリットを受けられるわけだが、そんなものより多くの人は目先の金である。
(だから7500円配ったのかもしれんけど)

だが、この増加した診療報酬は、一ヶ月に10回病院に通う人はその度に取られるのかと言えば、そうではないらしい。

りょう子の医療・介護チャンネル動画によると、これらの負担が増えるのは月一回だ。

負担は月1回or3ヶ月に1回

つまり年間にしたらそんなに負担が増えているわけでもない。
貰った7500円分のポイントによって、毎月病院に行ったとしても20年くらいはこの負担を気にしなくてもいいのではないだろうか?
(負担は増えたが、その分メリットも増えていることも忘れてはならない)

だが、国はあまりの反対意見の多さに、この負担増加を見直す方向で動いているらしい。

まあ一番の目的はマイナ保険証がどこでも使える状態にすることなのだから、診療報酬の増加廃止が普及につながるのならそうするだろう。

だが、医療機関は患者から直接お金を取れなくなるわけだし、そうなると国が医療機関に税金で支援する形になるだろう。
結局国民の金使うんじゃね?と思うが、みんなはそれが良いらしいのでそうなるのだろう。
(結果、普段医者にかからない人の負担が増えてる気がするけど・・・)


【まとめ】

マイナ保険証になることで様々な効率化ができ、メリットも多いことがわかった。
紛失した騒ぎを起こした自分としては、マイナンバーカードを持ち歩くことに若干の不安を感じなくはないが、自分はメリット重視なので、生活が便利になるのならありだなと思っている。

もちろん診療報酬が増えたところにはう~~んという感じはするものの、便利さの向上の方が自分には重要だし、額も言うほど酷いものでもない。

ただ、損をするとわかっていてマイナ保険証を使う人もいないだろうし、自分だってこのままじゃ基本は普通の保険証を使いそうな気がする。
たかが数十円だというのに。
これも行動経済学的な何かが働いているのかもしれない。

ちなみに国は既存の健康保険証は無くして、マイナンバーカードに一本化したいらしい。(健康保険組合からの要請だとかなんとか)

まあそこは正直同意できる。
転職したりすると保健証関連はぶっちゃけめんどくさいし。


しかし、4人家族だとこのマイナポイントだけで8万円になるんだなあと思うと、国も相当な大盤振る舞いをしたものだ。

日本のIT化は世界に比べて進みが遅いと言われているが、
国もそれに対して思うところがあるのだろう。

今後どうなるのやら。

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