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お盆生まれのわたしがご先祖様について思うこと

もうすぐお盆

生まれ故郷である静岡県浜松市では7/13-15にお盆を迎える地域が多く、送り火をする15日は亡き祖母とわたしの誕生日。

一緒になすときゅうりで精霊馬を作ったり、家の前で迎え火をしたり、「誕生日はお盆」というこどもにとっては地味な印象の誕生日。

自分の命はどこからきているのか

父は73歳で亡くなっているが、酒(めちゃくちゃ飲む)、タバコ、美食家と健康には無頓着なのに骨折以外の入院をしたこともなく、家族のために健康を気遣う母と対照的。

お葬式が終わって火葬場で遺骨を見たとき、身近な人物の遺骨を見るショックはどこへ、父のあまりにもしっかりと太くたくましい骨がそのままのカタチで残っているのをみて度肝を抜かれた。

(最近は、火葬場でご遺体を焼いても薬やら食事の影響で遺骨が残らないという話をよく聞いていたので…)

同時に、父のたくましい遺骨を見た瞬間に憑き物が落ちたような気がして、あ、わたしこの人の娘なら大丈夫だわ。と根拠はないけどカラダへの信頼がやってきた。

当たり前のことではあるけど父と母が私の命を生みだし、その父と母も祖父と祖母から生み出された命だということをカラダで理解したような感じ。

カラダを通して分かるご先祖様とのつながり

施術の師にはじめて施術してもらったとき、カラダに触れた最初の一言が

「ご先祖様に感謝ですね」

個人が気をつけてきた食事や運動などの生活習慣はもちろんあるのかもしれないけど、カラダの根本的なところで代々受け継がれてきた先代たちからのギフトのようなものがあって、それを師がカラダを通してみてくれたのかなと思うと、この言葉はご先祖さまたちがつないできてくれたカラダに感謝しきれないほどの重みのある言葉だったのだ。

自分のカラダを信じる

健康にに関してすぐに不安にかられるわたしにとって、父親の死と施術の師(ダジャレみたいになってしまった)からの言葉は、自分のカラダへの信頼感が増した出来事で、自分に何かが起こったときに、どうすればいいではなくて自分がどうしたいかへシフトチェンジする。もっとカラダからの声を聞いてみるいいきっかけとなった。

幽体離脱のようにいつも自分のカラダの外にあった自分の思考の魂がやっと自分の中に戻ったような、パズルのピースがハマったような。

ルーツを知る

もともとお墓参りにはよく行っていたけれど、それからは意識してお墓参りに行くようにしている。

そして、仏壇の過去帳を見てはどんな人だったのか母や叔母に聞いたりしてご先祖さまを知るということを出来るだけするようにしていると、昔はいまよりも養子縁組も多く、どこかが違ったら今につながってないことばかりで不思議な気持ちになってくる。

そして、命をつなぐという意味で自分のこどもたちがこどもを産む産まないという選択肢の前に命をつなげることのできるカラダづくりを意識することもわたしの使命ではないのかなと考えている。

想いを馳せてこのカラダの命の繋がりに感謝するお盆生まれも
大人になった今、いいものだなと思うのでした。


おとうさんと おかあさんにも
それぞれ おとうさんと おかあさんが いるから
ずっと たどっていくと すごい たくさんの 人が
ぼくと かんけいあるみたい。

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