「変わっていくもの。変わらずにあるもの。」
わたしの夏休み。
昨日、実家から埼玉に戻ってきました。
旅行から始まってあっという間の一週間。
あらためて、この地で生まれてきた事に感謝が溢れてきます。
高校生の頃は、一日も早く東京に行きたくて、
なんの未練もない程潔く
故郷を後にした。
しばらく時が経って、
息子が生まれ、彼が誰の影響でもなく
自然を愛するナチュラリストだったことがきっかけで、
自然の素晴らしさに気づかされ
自然との繋がり深いこの地に魅了され続けている。
同じ場所でも、
みる視点が違ったり
興味赴く方向によって
また、新たな一面を
たくさん知ることになる。
まだまだ行きたい場所がある。
まだまだ訪れたい季節や
植物、野鳥や蝶との出逢いに思いを馳せながら、
飽きることなく、毎年訪れる楽しみや
生きがいを得られているじぶん自身が嬉しくて、
しあわせでたまらない。
バードウォッチングと写真。そんなツールを手に入れてしまうとどの地でも、自然があれば楽しめる。
そこらへんの公園でさえも。
それにしても、今年の夏休みは、飛騨にてたくさんの自然と親しむことができた。
新しくおしゃれに変化していくこの街も素敵だけど、
昔から変わらずある
郷土料理やイワナ焼き、
昔ながらの食器たち。
そして、本物のおもてなし。与えることを惜しまない精神。
こんな場所が日本にちゃんと残ってくれていることが希望でしかないなと。
その帰り道
親戚の家の玄関横に干してあった
子どもの頃にみたサンリオの絵柄の敷布をみたら心がきゅんとなった。
ノスタルジーとエモーショナルが重なりあう時。
変わっていくもの。
変わらずにあるもの。
そのどちらもが大切であって、わたしの宝物。
この街の素晴らしさ。
この街の人の良さ。
変わらずにただ在り続ける自然界の営み。
青い空に、入道雲。
やっぱり、
素晴らしい場所。
わたしの故郷。
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