アメリカアーティストビザ(O-1)美容師取り方

アーティストビザを取得する上で弁護士にお願いするかまたはそうではなく自分のみでやるか選択肢があります。

①自力でやる
②弁護士に頼む

アメリカのO-1ビザは複雑で書類やきまりもとても複雑なのでほとんどの人が弁護士に頼みます。

いわゆる、移民弁護士と言う人たちがいて、
さらにその中でも、アーティストビザに精通している弁護士さんもいます。
お値段は、ピンキリ。
安いところだと、$3000くらいとか聞いた事あります。
高いところは$8000程。
私は、アメリカ現地の弁護士にお願いしたので$5000でした。

値段に比例して良い弁護士かと言うとそうでもないので難しいところです。
弁護士によっては「日本人アシスタント」が、いるところもあるので英語に不安のある方はそういった弁護士事務所も良いと思います。

さぁ、取得までの流れです。
こちらからは、詳しく書いておりますので、長文になります。

(私の場合、スポンサーを見つけてビザ取得をしました。
個人の場合は少し違うかもしれませんので、悪しからず)


⓪スポンサーを探す


美容師として働ける場所(サロン)を探します。
私の場合は友人の紹介で美容室を紹介してもらいました。
つてのない方でもMix Bというサイトで時々求人を募集しているので、
現地にある美容室なら大体はスポンサーになってくれると思います。
私の場合はオンラインで面接をしその後現地へ行き現地で(日本人ではない)モデルを捕まえてカットとカラーのテストを受けてきました。
こちらに無事合格し、先方が「スポンサーします」と言っていただいたのでこちらはクリアしました。

①弁護士を決める。

スポンサーが決まったら、そこで働く美容師さんがお世話になった弁護士さんを紹介してもらうのがベストかと思います。
そのお店の人たちも、その弁護士さんでVISAを取っていれば、実績があり、
色々と話を進めやすいのは確かです。
もちろん、ネットで「アーティストVISA・弁護士」と、検索すれば
ある程度は出てきます。
私が実際に使用した弁護士やいろいろなリサーチで集めた弁護士情報は有料ページに記してあります。

②カウンセリングをする。
大体の弁護士さんはやっていると思います。
1時間程度のヒアリングです。
・どんな実績があるか?
・何をしているか?
そんなことだったかと思います。
ほぼ、実績ですね。
これが無い事には、何も証明できる物が無いですから。
美容師としてだと、
・有名人の顧客はいるか?
・マガジン掲載はあるか?
・講師経験等あるか?
・賞やアワードの受賞経験はあるか?
・自分のインタビューページが新聞や雑誌に掲載されているか?
そんなところが多かったと思います。
アメリカにもアメリカ人美容師さんは沢山いますからね。
「あなた、なんでアメリカに必要なの?」
の理由が重要なのかと思います。
ちなみにこの小一時間のお話にも、
料金がかかるところが殆どです。
一時間$150ほどだと思います。

誰かの紹介や、相手が日本人弁護士とかであれば、
無料でやってくれるところもあります。

③必要な物を集める。

・マガジンをやっていれば、名前の載っているページなどをスキャンして
ファイルにまとめます。
・講師活動なら、講習中の写真や、フライヤーのコピー。
・有名人なら2ショット写真とか。
これが意外と大変な作業。
将来、VISA取得を目指している方であれば、コツコツと
ファイリングしていくのがおすすめ。
実際にコピーした物と、それをスキャンしてPDFにまとめたもの用意します。


④推薦状
その業界に精通する人から、推薦状のサインを貰います。
私の場合は最低5名だったかと。
・雑誌編集者の方
・イギリスのベストヘアドレッサー
・日本の雑誌など手がけるカメラマン
・30年以上営業活動している老舗のサロンのオーナー
・有名歌手など手がけるスタイリスト
そんな感じでした。
内容は基本的に弁護士が作ってくれて、それに
「サインもらってきて」
と、言われます。
日本人社会ですから、こうゆう時は失礼があってはいけない。
まずはサインをもらいたい方に連絡。
直接お会いしてサインをいただく。
という事をまず、前提としました。
中には、「郵送で良いよ」
と言ってくださる方もいたので、先方の良い手法で
ご迷惑のかから内容に、かつ感謝を伝えまくりました!笑
皆様すごい人なので、緊張しますよね。
日頃から、一目置かれる愛されキャラ。でいれたら、
どんなに楽だったろう、、、、と思いましたよね笑

⑤ジョブオファーレター
アーティストビザは最長3年間申請できるので
その3年間のうちにどの様なクライアントと仕事をし、どれくらいの収入が見込めるのかその計画書を提出します。
美容師さんがスポンサーについてくれる場合おそらくそこのサロンで週5とか働く様になると思うので、年間の給料がどれくらいかという契約書を作って貰えば良いと思います。もちろん弁護士と話し合って決めることなので弁護士の意見を仰いでください。


⑤結果待ち

弁護士が指定するものが揃ったら、
移民局に提出してくれます。
ここからが、意外と、長い。
本当に長い。。。。。
早い人で1ヶ月。遅い人で、、、半年とか?
それ以上の方も、、、?
忍耐です。
私は1.5ヶ月程待ちました。
そして、見事、
「追加資料請求」
これは

「これじゃあんたがすごいっての分からないから、

もっと証明できるもの、出して!」


って事です。あーーー、縁が無いのか、アメリカ。と思いましたね。
追加で必要だったのは、推薦状がプラス3。それとスポンサーの美容室の実績+その美容室はなぜ私のアーティストビザのスポンサーをするのか私にそれほど特別な能力があるのか証明しろというものでした。

⑥追加資料

という事で、さらにサインをいただける人を探し、
連絡をして、弁護士に伝え、また推薦状を作ってもらい、
先方にアポを取りに行く、この作業。
シンプルなんですが、コツコツ時間と体力を使います。
美容室の実績はオーナーのBioや過去に担当したセレブの雑誌など
私の能力に関しては、講師での実績やインタビュー雑誌の提出をしました。

無事に出揃って、applyです。
ここからさらに何ヶ月も待てない!!
と、痺れを切らした私は、Expressという、
お金で時間を買うというシステムを導入しました。
プラス$2000くらいです。
これを使えば、確実に1、2週間で結果が出ます。
時は金なり。です。

⑦面接

という事で、アメリカと、弁護士様に$$$$を落とし、
無事にapprovalがおりました。
最後の難関は、大使館面接です。
ネットで自分で予約をするシステム。
こちらは大使館のHPに詳しく書かれているので、検索を。
移民局に出した書類を全てファイリングして、当日持って行きます。
学校の面接みたいに、
「コンコン!失礼します!」
とか厳粛かと思いきや、割と、銀行の窓口みたいな感じでした。
指示通りに進み、アメリカ人審査官の前へ。
「仕事何?」
「どこで働くの?」
「何年?」
「会社の名前は?」
(全て英語だった)
と、まあ、VISAに添った事を聞かれます。
英語は、少しは出来た方が良いです。
これからアメリカで働くのに、英語出来ないでどうやって働くん?
って、意地悪な人もいますので笑
この面接にて、パスポート をその場で返されなかったらOK!
あとは、VISAの貼られたパスポート が返ってくるのを待つだけです。
お疲れ様でした。
きっとこの記事を読む方の中には、今から準備する方も
いるかもしれません。
年々、審査が厳しくなっているとも聞きます。

何か皆様のお役に立ちますように!
Good Luckです!

さらに詳しい情報は有料版に載っています。
有料版に含まれる情報は

ースポンサーをしてもらいやすい美容師の条件
ー私が実際に使用した弁護士事務所の情報
ーそれ以外に過去にリサーチした弁護士情報
ー実際に提出したマガジンページの枚数またはそのやり方
ー美容室フルタイムで働かず、撮影など完全にフリーランスで働く方のジョブオファーの条件
など紹介していきます。
リンクはこちら
(有料版は現在制作中です、近日公開予定)
よろしくお願いいたします。


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