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大学病院で入院 東京VSバルセロナ

みなさん、こんにちは!いかがお過ごしですか? 東京は梅雨入りが近いせいか、このところ雨ばかりです。先日、再建手術も無事終わり&退院。普段じゃ味わえない、日本での独身生活を満喫中です(笑)

がんそのものは、無くなって早6年ですが、未だに、後遺症と戦い続けています。がんの種類や、ステージにもよると思いますが、命は救われたけど、精神的なダメージや副作用、私のように後遺症に、悩まされる方もいるんじゃないかなと思います。毎回検診の時も、結果を聞くまで不安と恐怖が続くというのも、大きな病気を経験者ならではです。

今回の手術内容は、お腹の脂肪組織を左の頬部分に移植と左目の上瞼切開。今までの手術・入院まで入れると、数えられません!! が、東京の病院での手術が、今回で記念すべき7回目😅  こんな経験をしないに越したことはないですが、せっかくなので、これを祝して(笑)バルセロナと東京の無差額室を比較してみました。

東京・バルセロナの無差額室

バルセロナでは公立、東京は私立の大学病院にお世話になりました。ちなみに無差額室とは保険適応されるので、無料です。反対に有差額室は、有料になります。病院によってマチマチですが、私のお世話になってる病院は、一番安い部屋でも一泊33000円!!そこらのホテルよりだいぶお高いです😅 

東京の無差額室 全室個室
・wifi完備
・洗面台
・備え付け家具
・トイレ(ウォシュレット付き)
・シャワー (共有スペース)
・床頭台 (セーフティボックス付)
・液晶テレビ (400円/24h)
・冷蔵庫(200円//24h)
・パジャマ(550円/日)
・タオルセット (330円/日)


共有シャワールームは鍵付き。各自の時間枠を取り、入浴サインを付ければ、人が入ってくることもなく、快適。 プラスチック性の長い手袋をして、点滴部分を濡らさないように、丁寧にテープでカバーしてくれます。指も自由に動かせて、水が入ってくることもなし!

パジャマとタオルは使わなくても、退院日の当日までの費用が加算されます。多少荷物になってもご自身で持って行くことを、お勧めします。

テレビと冷蔵庫を使用したい際は、院内のカードシステム利用機というところで、ICカードを購入、1000円単位で入金。 元々テレビをあまり見ないし、インターネットがあれば生きていけるし、冷やして食べたいものも大してなかった私は、不便さは感じませんでした。 保険適用で、全室個室は、ありがたいです!!

ちなみに有差額室だと、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、タオル類付き、テレビ見放題、冷蔵庫使い放題。でもお値段を考えるとねぇ。。。以前に、有差額室で入院しましたが、大差なし!無差額室で十分です。

バルセロナの無差額室 2人部屋
・wifiなし
・洗面台なし
・備え付け家具 (しょぼい)
・トイレ(ウォシュレットなんてものは存在しない)
・床頭台 (セーフティボックス付)
・シャワー (同室で共有)
・液晶テレビ (有料)
・冷蔵庫(多分なかった)
・パジャマ(無料)
・タオルセット (無料)

wifiはないので、無菌室に5週間の長期入院の際には、ダンナにルーターを設置してもらいました。あとはモバイルwifiを持って行くのも良いですが、日本ほど便利に対応してくれる会社があるか不明です😅

トイレは便座が冷たくて、冬はツライです。

無菌室以外は2人部屋だったので、うるさい、うるさい。うるさかったのは、患者ではなく、付き添いや面会者。面会時間が決まってないので、居ようと思えば永遠に居れるのです😅  泊まっていったり、イビキがうるさい付き添いだった場合は、地獄です😭

良い点は、入院費・治療費など全てを社会保障で賄われるので、退院する際に支払いは、一切ありません。

病院食

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主食は米、粥、ロールパンから選択できます。

牛乳の代わりに、ヨーグルト、プレーンヨーグルト、スキムミルク、コーヒー牛乳、当m乳、オレンジジュース、リンゴジュース、野菜ジュース、ヤクルトなどに変更もできます。私は牛乳と豆乳を交互にお願いしました。

なんと言っても、東京は病院食なのに、美味しい!!

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は、シリアルかパンです。カフェコンレチェ(コーヒー牛乳)、牛乳か豆乳が選べます。

たまに、ポテトチップスが出てきます。この写真はまだ良いほうで、ポテトチップスとチキンのみ!という日もありました😅

この3食+4時半にビスケットとカフェコンレチェのおやつ、寝る前にお茶やヨーグルトなどが配られ、1日5食が提供されます。すごいボリュームですよね。お味は、正直どれもあまり美味しくないです😅

ただ太っ腹なのは、おやつやお茶は付き添いにもオファーがあります。こうして付き添いに、ますます帰らない状態を与えてます(笑)

おつかい

東京では、手術翌日は入院しているフロアの移動のみ許可されたのですが、どうしてもカフェラテを飲みたい、カフェイン中毒の私に、看護師さんが嫌な顔せず、買いに行ってくれました。日本のナース、なんて優しいんでしょう😭

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バルセロナは、ナースの機嫌が良ければ、カフェテリアで買ってきてくれることもあります。お腹が空けば、ストックしているヨーグルトやジュースくれたりします。でも、全ては彼らの機嫌次第。とりあえず、ナースとは仲良くしとくべし(笑)

洗髪

東京

私のような顔の手術だと、自分で髪の毛を洗えないので、代わりに担当看護師さんが丁寧に髪を洗ってくれます。シャンプー台もあり、大体2日に1回ほど。濡れないように、顔にタオルもかけてくれて、さすが、日本!!

バルセロナ

洗ってくれるなんて、まずありえないです。思い出す限り、何日間も放置で、水のいらないシャンプーみたいなのを、日本から母に持ってきてもらった記憶があります。最終的には、顔を濡らさずに、自分で洗うスキルまで身に付きました😂

以上、まとめでした。日本人なので色々なことを含めて、やっぱり日本の方が安心しますねぇ。ただ命に関わる病状は、バルセロナの方が認可されている薬の数が多いです。この辺りもまた、追々書いていこうと思います。

にしても、何回手術しても、やっぱり手術台に寝るときは怖いですね。ビビリ屋なので、今回も眠りにつくまで、麻酔科の医師が優しく手を握っててくれて、安心しました。バルセロナの病院も同じでした。

このブログを書きながら、色々思い出しました。本当にたくさんの人たちに支えられて、今も生きている、感謝です❤️

それではまた、アディオ〜ス!!










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