つぼ押し・マッサージ・触れることがなぜ身体にいいのか(体性自律神経反射)

こんにちは

Holistic Garden代表の川添謡です。


今日はつぼ押し・マッサージ・触れることがなぜ身体にいいのかを

体性自律神経反射をご説明しながら綴ります。


つぼ押し・マッサージ・触れることが身体にいい理由は

ズバリ

身体を刺激することで自律神経に働きかけることができるから』です。

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これを体性自律神経反射と言います。

それではメカニズムを詳しくご説明して行きます。



感覚をキャッチする器官として、体性感覚と呼ばれる

*皮膚(肌、頭皮など身体の表面を覆っている)

*粘膜(鼻孔、唇、耳、生殖器、肛門などあちこちで肌とつながるところや胃、腸管、子宮内膜なども含む)

*筋(筋肉、筋膜など)

*腱(例えばアキレス腱とか)

*関節(指、手首、肘、肩、首、足首、膝、股関節、腰など)

などの他に


特殊感覚と言われる

*見る👀=視覚

*聞く👂=聴覚

*嗅ぐ👃=嗅覚、

*食べて味わう👄=味覚

*身体の傾きを感知する⚖=平衡感覚

も体性感覚に含まれる場合もあります。



(身体にはこんなにたくさんの感覚をキャッチする器官があるんですね。改めて書き出してみて驚きました。身体中にアンテナが張り巡らされているイメージ。ハリネズミみたい!)

ハリネズミさん-320x320


身体に加えられた刺激は、これらの感覚を通して意識にのぼり

行動や感情、思考などに様々な影響を与えます。

そして同時に自律神経系が作用し、反射性の反応を引き起こします。



例えば体温調節反射。

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寒い!と感じる

皮膚の血管を支配している交感神経の活動が活発になる

皮膚の血管が縮む

身体の温度を保つために熱を放散するのを防ぐ



他には

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皮膚に痛い!熱い!などの侵害刺激が加わる

心拍が上がる・血圧が上がる(自律神経系を介して反射的に起こります)

自分の意思で動かせる骨格筋の血流が増える

よりたくさんの酸素やエネルギーが血流に乗り筋肉へ運ばれる

侵害刺激から逃げる or  防ぐなどの行動を起こす際に必要なエネルギーを供給することに役立つ

こんなふうに考えられています。



身体ってすごいですよね。

こんなことをいちいち考えなくても間違えずにやってくれています。感謝!



つぼ押し・マッサージ・触れることは

身体が勝手に自律神経を調整してくれるスイッチを押すようなもの。

緊張気味の方はリラックスへ

ぼんやりどんより重だるい方はシャキッと。



誰かにお願いしてやってもらうのも最高ですが

濃厚接触を避けるため、今はセルフケアを積極的に取り入れて

調子を整えて行きましょう。



みなさまの毎日にそっと寄り添うことができますように。

最後までお読みいただきありがとうございます♡




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