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危ない!痩せ20代の妊娠糖尿病

こんにちは。

今日は【妊娠糖尿病 20代 やせ型】について話題です。

20代 やせ型の妊娠糖尿病 です。
妊娠糖尿病として診断されにくそうなタイプの女性。

これがなぜか少なくないのです。
特徴として
筋肉量の少なさ(運動習慣の無さ)と 食の糖質への偏り。
どんな食生活をしていたかというと…
 朝: シリアルやパン フルーツ ヨーグルト(甘い)
 昼: パスタやサンドイッチ、おにぎりなど
 おやつ: アイスやスイーツ、甘い飲み物
 夕: カレーライスなど単品料理の頻度が高い

カロリーが少なく、糖質摂取の割合が高すぎるのです。

筋肉が少ないと糖質を摂った後、糖の取り込みがされにくく、一時的に高血糖を引き起こしやすいです。
20代と若いのでインスリンが良く分泌され、ちゃんと下がりますが、今度は下がりすぎちゃうこともあります。
この繰り返しが起こっていたことでしょう。

今年の1月 順天堂大学大学院代謝内分泌内科学の研究グループの報告によれば、18歳~29歳のBMI18.5未満の耐糖能異常の割合を調べたところ、標準体重女性1.8%に対して、痩せ女性では13.3%と約7倍だったとのこと( ゚Д゚)
当院の印象だけではなかったということです。

20代痩せの妊娠糖尿病の産後は、血糖値が安定することと思います。
でも治ったと思って、もとの食事に戻したら、糖尿病への道にまっしぐらです(゚д゚)!
肥満の糖尿病は痩せるとずいぶんと糖代謝の改善が見られますが、痩せは脂肪細胞によるインスリン抵抗性と言うようなメカニズムではないので、改善策は難しいです。
産後は、高タンパク、高脂質でしっかりと栄養をとり、筋トレや運動習慣である程度の体重増加も必要ですヨ。


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あ、今は個人セッションは受けていないのですが、
妊娠糖尿病妊婦に限りオンライン限定でお受けいたします。だってことが急をようするものね。
気になる方は、LINEご登録後メッセージくださいね。


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