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「日本の最新インディーズバンド。このバンドがすごい。」第7回(2021.5.26)


こんにちは!HOLIDAY! RECORDS の植野秀章です。
2014年からおすすめの国内インディーズバンドをCD販売、
SNSや各メディア出演で広める活動をしています。

前回のバンド紹介の記事はこちらから読めます。




plums

なんと高校生の時から活動しているという、
小樽の4人組オルタナティブロック/シューゲイズバンド。
最近出した二枚目のミニアルバムが前作に続き好評です。
この作品がターニングポイントとなりそうな、歌メロも音作りも飛躍を感じさせる快作になっています。


「ナンバー」が特に今後の飛躍を予感させるインパクト大の名曲!
ルーツ、拘りをしっかりとシューゲイザーサウンドや強靭な歪みサウンドに封じ込めつつも、もっと幅広い層に聴かれそうな、敷居の低い親しみやすさ、開かれた感じがあります。
きのこ帝国や羊文学と並んで語られる日もそんなに遠くないかも。

最近は他にもSubway DadreamやMy Lucky Dayといったインディーロックの影響をしっかりサウンドに反映しつつも、極めて親しみやすい歌声を持ったバンドが増えているのも注目しているし、嬉しい兆候です。




THE PLANET WE CAN SEE

新譜が特大ヒットとなっています。
2019年に結成。ソニックマニアにも出演した事があるインディーロックバンド Mississippi Khaki Hairのメンバーが在籍することでも知られる東京のバンド。
シューゲイズ、ポストパンク的音像とダンサブルなリズムがミックスされたキャッチーなサウンドを聞かせる。
新曲の「Ocean of the Stars」は80's シンセポップ感が感じられる煌びやかなナンバーで、かなりのキラーチューン!
カリスマ性あるルックスとサウンドからはpale waves(特に初期の)とか連想します!




tip top nap

もっと知られて欲しいバンドなので紹介します。
京都の四人組ロックバンド。
メンバーはUSとUK、そして国内のインディーロックを好むそうで、特にシューゲイズやドリームポップの影響を伺わせる透明で幻想的なインディーサウンド。
他であまり聴いたことのない独特の、切ない唄メロを持っています!

オススメの曲「ゆれる」は淡々としているようで、最後までズルズルと引き込まれて聴いてしまう。ドラマチックな名曲!
歌も良いし、後ろでしんしんと降る雪のような切ない音を鳴らすギターも聴きどころ!唄とギターがツインボーカルのように絡み合う。



ステエションズ

2019年結成の関西注目バンドです!
メンバーの音楽の好みは雑食。
メロウな面と、ギターを掻き鳴らす爆発力を兼ね備えたボーダーレスな音楽性の新世代バンドです。

一聴するとネオソウルやジャジー・ヒップホップにかなり近しい音楽性だと思うのですが、それをオルタナティブ・ロック・バンドとして鳴らしています。(プロフィールには自分たちをオルタナティブ・ロックバンドと形容している)

イントロに続くアルバムのオープニング曲が、
熱量の高い歌声とギターサウンドが登場するロックな曲「VIDEO」というところにも、オルタナティブ・ロックバンドとして活動する彼らのアティチュードが現れている気がします。

ちなみに個人的に好きなのは「CLASSIC」です!

彼らとはThe L.B.のイベントで知り合いました。
The L.B.やum-hum といった、ブラックミュージックの要素を大幅に取り入れつつも、ソウル、ファンクバンドというわけではない、ボーダーレスな感覚を持ったバンドが関西に増えている。そこにも注目しています。



読んでくれてありがとうございました。
前回のバンド紹介の記事はこちらから読めます。



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