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いつだって音楽ファンにとって特別であり続ける場所。北海道バンド特集!おすすめ5選(2023.6.27)



プレイリスト!フォロ―をお願いします!


bloodthirsty butchersやeastern youth、キウイロールなど説明不要の歴史的なバンドたちを産み出し、近年もNOT WONKを輩出するなど
いつだって音楽ファンにとって特別な土地であり続ける北海道。

そしてこのホリレコをやってて思うのは、
やっぱり今でも北海道って、巷の流行り廃りをガン無視したような一本筋の通ったかっこいいバンドが突出して多い印象がするんですよね。

ということで、今回はこれまで紹介してきたバンドの中から北海道の注目バンドをピックアップして紹介する特別総集編です!



for sibyl

なんとまだ20代前半のバンド。
ラフでハイテンションなポップパンクサウンドで、
しかもパンク/ハードコアの遺伝子をしっかりと感じるような硬派な雰囲気があります。

それもそのはず、
メンバーは大阪の伝説的パンクバンド、マンチェスタースクール≡、をきっかけにバンドを始めたという逸話を持っていて、
他にもMinor Threat、F.Y.P.、Grumpiesといったバンドが好きなんだとか。

これって、とても典型的な20代前半の趣味では無いというか、
なんというか、ホントとんでもないバンドの登場なんです。




サウンドだけでなく、歌詞にも刺さるフレーズが盛りだくさん。
そのへんのセンスも抜群だと思う。
その歌詞のせいでしょうか。
ルーツ感がありつつも焼き直しではないフレッシュさを感じます。

「聡明ぶってゴダールを観ている、がらんどうのお前」
「映画を超えろ美しくあれよ」とか、このへんのフレーズが特にお気に入り。


ちなみに後述するEastasiaやCHEMTRAILと同じ軽音サークルの出身らしい。
なんなんだ、そのとんでもないサークルは。





Eastasia

ということで、どうやら先ほどのfor sibylと同じサークルのバンドらしい。このバンドも札幌発、ギター、ギター、ドラムという編成の、ベースレス・オルタナティブ・トリオ!

ちなみにEmoバンドdeerafterのメンバーが在籍というのもポイントです。音楽的にはポストハードコア、ポストパンクに加えて、
No Waveの影響もあるという。非常にソリッドなサウンド。

個人的に特に好きなのは、ポストパンク要素を持った曲で、
この「Offside trap」という曲はひたすらループする変態高速カッティングギターが最高なので聞いて欲しい!

あとこのヒステリックな声質の格好良さ!
ボーカルが相当かっこいい。


この曲も、収録曲の中では一番キャッチーでおすすめ。
UKギターロック/ポストパンクが好きな人にもリーチするかもしれない。




CHEMTRAIL

さらにさらに!このバンドも札幌から!
こちらもとんでもない大学生バンドの登場です。
このバンドからは、出会った事無いものに出会った時のワクワクする感じがします。




ジャンルで言えば、がむしゃらなエモ、メロディックパンクなんだと思うんですけど、
裏声も使う哀愁ハイトーンボーカルのインパクトとか
ハイスピードで変わっていくリズム、
すべての楽器が手数の多い演奏など、とにかく個性がすごい。
このバンド、 新たなヒーローになるかもしれませんね。
それくらいのインパクトがありました。

メンバーはorigami angelもcap'n jazzも好きで、
cloud nothingsもThe Pains Of Being Pure At Heartも好きだという。
ジャンルも時代もごちゃ混ぜ。

メンバーが直接影響を受けたわけではないのかも知れないけど、
スナッフィースマイル系と言われた日本のメロディックとかとも音楽的に繋がってるような気がするこの感じ、個人的にとてもグッときます。



ōu

このバンドも北海道から!
こちらは札幌ではなく、苫小牧のバンドです。

2020年に結成されたという3人組。
ちなみにレコーディング、ミックス、マスタリングの担当はなんと
同郷の偉大なる先輩、NOT WONK/SADFRANKの加藤氏が担当しています。


甘く気怠げな歌声とメロディーセンスに才能を感じる。
AlvvaysやTOPSをはじめとした海外インディーバンドを好むメンバーが作るインディーポップ・サウンドは、海外のインディー系のプレイリストとかで予備知識なしで不意に出会ったとしてもきっと好きになると思います。




3人という音数少ないアンサンブルですが
曲によって、かわいらしいローファイなギターポップバンドのようでもあり、硬派なオルタナバンドのようでもあり、
様々な表情を見せてくれて全く飽きることがない。

これからどんな曲を作るのかも、非常に楽しみなバンドです。




BANGLANG

このバンドも苫小牧のバンドです。
そしてこちらもNOT WONKの加藤氏プロデュース!
そのサウンドは苫小牧のストリート発の新たなカルチャーの始まりを予感させる。




この一曲目の「ivory」こそNIRVANA、グランジ直系のわりとストレートな曲なんですけど、
「G.L.O.S.S.」や「Dinosaurzaurus」といった曲が特に強烈でした。





メンバーは好きなバンドにHelmetを挙げてくれたんですけど、
そんな90sのグランジ、メタル、ハードコア由来のヘヴィサウンドに
なんとクラブカルチャー、ダンスカルチャーを結びつけた結果、重厚でダークな激しい人力ダンスビートの曲がここに爆誕。

これが超過激なポストパンクにも聞こえるし、
プロディジーをもっとプリミティブに、ハードコアよりにしたような?そんな風に聞こえるサウンド。
インダストリアル・ロックのような雰囲気もする気が。

加藤氏の過激なサウンドプロデュースも手伝って、
聴いたことあるようで無いような未体験のサウンドになっていると思う。
この先もどんなサウンドを生み出すのか注目の存在だと思っています。
苫小牧という場所にも注目したい!






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