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「日本の最新インディーズバンド。このバンドがすごい!」vol. 38(2022.5.24)フー・ドゥ・ユーラブ、UlulU、幽体コミュニケーションズ




今の時代、「レーベルで聴く」という習慣がまだあるのか無いのかは分からないですが、台風クラブや家主が所属するNEWFOLKというレーベルのリリースがほんとに最高。
今回はそのNEWFOLK所属のバンド二組と京都のオススメ次世代バンド一組を紹介します!


フー・ドゥ・ユーラブ

昨年惜しくも解散したキイチビール&ザ・ホーリーティッツの
初代ボーカル&ソングライターとして知られる貴一くんと
本日休演のメンバー2人からなる3人組の強力新バンド!
台風クラブや家主を擁するレーベルNEWFOLKからついに流通音源として7インチ・レコードをリリース!

とびきり愛嬌があってポップなのに、なぜか少し切ない。そんな貴一くんの独特の歌声、メロディーが再び聴けるのはやっぱり嬉しい。
その貴一くん作詞作曲の「呼び合った!」は1stシングルA面としてこれ以上無いシンプル&最高な名曲になっています。
同じフレーズを何度も繰り返すめちゃくちゃシンプルなこの曲を
過不足の無い、激名曲にしてるこのバンドのマジックも相当素晴らしい!

ストレートな印象のする貴一くん楽曲とビーチボーイズを連想する職人的な印象のする岩出氏楽曲。
この2人のボーカル/ソングライターの楽曲が、お互いを引き立て合っていてとても良い7インチ・シングルになっている。
早くもアルバムで聴きたくなるデビュー作品!





UlulU

過去にリリースした作品も大ヒットした東京の3人組ロックバンド!
待望のフルアルバムが出ます。
なんとこちらも所属レーベルは先ほど紹介したフー・ドゥ・ユーラブと同じ、NEWFOLKから。NEWFOLKの勢い、すごいですね。
独特の世界観はそのままに完成度爆上がりの傑作となっていて、話題になりそうな予感がします。

しなやかなのに力強い歌声、
憂いと幸福感を兼ね備えた、コントラストの激しい独特のキャッチーなメロディー、
そして確実に心に何かを残す鋭利な歌詞。
独特の世界観は唯一無二の才能だと思います!

カネコアヤノやリーガルリリー、羊文学のように
オルタナティブ感を備えていながらにして、幅広く聴かれる可能性を感じています。





幽体コミュニケーションズ

2019年発足。サポートメンバーを含む京都発の3人組です。
カクバリズム主催のイベント「カクバリズムの文化祭」にもオーデイション枠で抜擢された実力を持つ。

彼らの雰囲気はフォーク・ユニットともトラックメイカーとも言い切れない感じ。
美しいインディーフォーク曲と
ヒップホップのサンプリング感覚を備えているような雑多でポップなトラックの曲(ラップ入り!)を違和感なく両立させている新感覚のユニットです!

有機物と無機物が混合しているような不思議な感覚がします。
すごく難しいんですけど、幽体コミュニケーションズはただのフォークユニットでは無くて、わたしの世代の感覚で言うとフィッシュマンズとかくるりとかコーネリアス的な存在に捉えてます。(星野源も)
雑多でジャンル分け不能で、インテリジェンスを感じる。

個人的には「ショートショート」や「幽体よ」がお気に入り曲!



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