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【私から、私たちへ】#02 田辺市

ハンズオン・ラーニングを頑張る学生を応援する「HoL-CLE(ほるくる)」です!🌎

*ハンズオン・インターンシップ(HoIS)の総集編、第一弾…と続けて書いていきます。

HoIS特集の第二弾は…
田辺でHoISに挑戦した「ミッツァ」(当時大学2年生)!
田辺でどんな「学びの時間」を過ごしたのでしょうか?

※総集編は、以下のリンクから!

*ハンズオン・インターンシップ(HoIS)
6週間にわたって取り組む、ハンズオン・ラーニング型のインターンシップです。事前に受入先に対する理解と探究を進め、プロジェクト案を練り上げます。インターンシップ本番では日々の業務に携わりながら、「自ら」のプロジェクトに取り組みます。
※北海道から沖縄まで全国各地の企業・団体で実施


広い空!青い海!

「どこのどんな地域で見るよりも、紀南の空は広かった」
そう語りながら、和歌山での生活を語ってくれました。

「滞在先と田辺を行き来しながらHoISのプロジェクトを進めていきました。
休みの日には、海にでかけたりと和歌山の色々な場所をめぐりました。
なんといっても、空が広い!!海がきれい!!
自炊が基本でしたが、お刺身をいただいたりして、豪華な食事の日も…笑
よく知らなかったけど、色々な場所に行って田辺の良さをたくさん知ることができました。」

HoISのプロジェクトだけではなく、休みの日を利用して和歌山の、田辺の良さをたくさん感じたみたいです。
お刺身をいただいたとは!うらやましいですね🐟

どこの地域で見るよりも広いと感じた海

HoISが終わっても、また来たいと思います。
できれば*HoL+(ホルプラ)の*ラーニング・ツアーなんかを企画して、ハンズオンの仲間に田辺を紹介したいです!」

HoISをきっかけに、地域と関わっていこうと頑張れるのは、とても素敵なことだと思います。

休みの日の一コマ

*HoL+(ほるぷら)
授業の枠を飛び出して、ハンズオン・ラーニングを深めようと地域で活動する学生団体。授業終了後も、地域と関わり続けている。

*ラーニング・ツアー
行ってみたい地域や学んでみたいことをもとに、HoL+のメンバーが企画。「学び」のあるツアーとは何なのかを考えながら、場所選びから内容まですべて学生が作っていく。


高校生、大学生が集うトウザン荘で

受入先である株式会社TODAYで、ミッツァは仕事に触れながら、どんなことを考えたのでしょうか?

「高校生・大学生が集うことのできる「トウザン荘」の片付けなどを手伝っています。
畳を張り替えたり、障子を張り替えたり…やってことのない作業も多かったですが、築 90 年の古⺠家が変わっていく過程はとても面白かったです。
片付けをする中で出てきたモノには、カエルの置物や学徒動員に関する証言集などがありました。」

お手伝いの様子

「また、高校生の探究プログラム「START LINE」のお手伝いをしたりしました。
お手伝いをしながら、企業の方にお話しを聞いたりと、たくさんの人と出会うことができました。
「関係人口」という言葉がありますが、関係人口という言葉を、田辺に来てから、意識するようになったと思います。
今はまだうまく言葉では説明できませんが、「関係とは何か」という問いに対して、ぼんやりと輪郭がみえてきそうです。」

「関係人口」という言葉をキーワードに、田辺という地域についても考えたみたいですね。
田辺にとっての「関係人口」は何であるのかを考えることは、ミッツァの中では必要な過程だったのではないかと思います。
悩んでいた時に話をしていたのは、他のインターンシップできていた学生だったとか。

「HoISの期間中、他のインターンシップで来ていた学生と一緒に活動したりもしました。
将来のことや自分のプロジェクト、トウザン荘についてなど、たくさんのことを語り合えたと思います。
TODAYが目指すべき企業とはどんな姿なのか…その中でしなくてはならないことは何なのか。
滞在中、悩んだこともたくさんありましたが、仲間のおかげで、自分が考えていることを整理することができました。」

違う大学に通う学生との出会いの中で、プロジェクトを進めていったようです。

インタビューの様子

【受入先紹介】株式会社TODAY
和歌山県紀南地域(田辺市・上富田町・白浜町)を中心に、「若者が出ていきやすい・居やすい・入ってきやすい和歌山を創る」をビジョンに掲げ、高校生・大学生向けの教育プログラムを提供している。
紹介サイト:https://www.project-index.jp/coordinators/cd?cd_id=85


私から、私たちへ-HoISを終えて

HoISを振り返って、ミッツァが考えたことを語ってもらいました。

「ハンズオンの色々な授業をとってきて、いよいよHoISに挑戦!と田辺に飛び込みました。
他の授業で分かっていると思っていたことも、HoISにきて実感を持って「わかった」「そういうことか」と、謎が解けるような瞬間があったりもしました。

ハンズオンで鍛えたことを、HoISで発揮してみよう!と思っていましたが、実際には「どうなんだろう…」と、悩むことが多かったです。
受入先というパートナーと一緒に「つくっていく」ことがこんなに難しいことだとは…。
プロジェクトを進めていく中で、トウザン荘で出会った仲間や、地域を支える企業の方々との出会い、「田辺」という地域にたくさん触れることができたと思います。

実際に何かを残すことができたか…ということよりは、自分が関わって、これからも関わっていくことを通して、「田辺にとっての関係人口」をこれからも考えていきたいし、自分がなっていきたいです。」


ハンズオンを頑張る学生へ

今回は、広い空のもと、HoISに挑戦したミッツァのお話でした。

「若者が出ていきやすい・居やすい・入ってきやすい和歌山を創る」というTODAYが掲げるビジョン。

地域から出ていきやすいと、地域から出ていくばっかり…と思ってしまいがちですが、地域が若者を送り出してくれる環境があるからこそ、若者は実力を発揮することができるのだと思います💪

背中を押してくれる「出ていきやすい」地域だからこそ、「居やす」く、「入ってきやすい」。
そんなしかけを生み出すTODAYに編者もお話を聞きたい&行きたい!とずっと思っています。

きっとミッツァが連れて行ってくれると思うので、楽しみにしています😉

【HoL-CLE(ほるくる)】

ハンズオン・ラーニングを頑張る学生を応援するOBOGで運営しています。

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