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決算書が読めるようになる!

これから決算を迎える会社も多いのではないでしょうか。でも、財務諸表を前に途方に暮れてませんか。私も財務諸表が分からなく、何冊か本を読みましたが、なかなかピンときませんでした。

簿記の勉強をしなけれいけないのかなとも考えましたが、この本を読んで、目からウロコでした。

簿記は財務諸表を作るためのスキル。経営者として必要なのは、財務諸表を経営に生かすスキル。この2つは同じではない。ところが、決算書に関する解説書の多くは、税理士や会計士が書いている。つまり、財務諸表を作る側の人が書いているということです。

著者は、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)にて企業向け融資の業務にあたったり、米国投資顧問会社で金融アナリストおよびファンドマネジャー(運用責任者)として活躍した方。つまり、財務諸表を使う側の人ということなんですね。

しかも、厳密性にこだわらず、今のところは、「利益=運動成果」「資産=身体」「キャッシュフロー=血流」とざっくりと理解してくださいと、比喩を使って説明しています。

有名企業の決算書の事例もでていて、実際に決算書のどの数字をどう読み解くのかも解説してくれます。


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