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北大生の就活失敗談

こんにちは、札幌記念に負けたboriです。
今日はいつものキラキラした他人の成功体験と違い、自分の失敗した経験について話したいと思います。
noteには就活記事ばかり上げて偉そうなこと言ってますが、実は私就活が苦手でした笑。
今回はそんな私の失敗談とそこからの教訓について、みなさんに伝えたいと思います。
世の中には就活成功談がありふれているので、たまには失敗談も聞いてみたくないですか?笑
失敗から学ぶことも多いはずですからね。
ぜひ反面教師にして下さい!

沼の始まり

就活を始めたのは7月の上旬くらいでしたかね。
ある日地元の友人達から「就活協力してやらない?」とLINEが来たのがきっかけです。
その時までの私は「Youtubeで成功したいから就活なんでどうでもいい」ってスタイルだったんですが、3年の夏までYoutubeが全く上手くいかず、そろそろ「就活やらなきゃな」と焦っていました。
そんな中でこのLINEが来た訳ですから、当然就活をやることにしました。
そしてその友人達とzoomで話をしてみたところ、インターンに10社提出したとか、3社参加予定とか、めちゃくちゃ進んでいました。
これには都内と地方の就活意識格差問題も絡んでくるんですが、長くなるので次回以降の記事で話しますね。
そんなこんなで友人に助言を貰いながら、インターンの申し込みから就活を始めました。

いやーしかし当時の私はキラキラした企業ばかり見ていましたね笑。
広告、メーカー、コンサルとかとか。
凄い企業に入って周りを驚かせよう・認めさせようと欲にまみれてましたね笑。
しかしどうもインターンも早期先行も受からない。
大学名は悪くないのに何で?
そんな風にずっと悩んでました。

振り返ってみたところ、自分自身の仕事をする目的が曖昧で熱意がなく、それが企業側に伝わっていたのだと推測できました。
熱意があるなら企業分析も捗り、面接官にも熱意が伝わるはずですからね。
そしてとうとう熱意を生み出すのが「人生の目的」(就活系Youtuber、utsuさん流に言わせてもらいます)だ、という考えに辿り着きました。
「人生の目的」とは、「人生を通して成し遂げたいこと」です。
要するに「会社はあくまで人生を通して成し遂げたいことへの手段である」という考え方です。
確かになーと納得したと同時に、そう考えて夢に向かっている人達に憧れも抱き始めました。
「納得就活したい」「憧れの人物になりたい」、そう考えた私は同じ悩みを持つ友人と共に「人生の目的」を探し始めたのです。
でもこれが沼の始まりでした…。

自己分析の沼

秋から「人生の目的」を探すために自己分析を始めたのですが、いつまで経っても終わらないのです。
必死に自分の思いをメモしたり大量の本を買って色々と自己分析方法を試しても、進まないどころか後退していました。
けれども驚いたことに一緒に始めた友人は1ヶ月ほどで見つけ、またその1ヶ月後に内定を獲得していたのです。
私と彼の差は何なのでしょうか?
それは原体験を見つけられる"経験量"があるかどうかでした。
友人は私よりもバイトやサークルで多くの経験を積み、原体験を見つけ、人生の目的を得ていたのです。
そいつは在学中にナンパとかもしてましたね笑。
今思うとそれもまた一つの経験だったのかなと。
私は経験が浅くていつまで経っても自分の軸や原体験を見つけられず、人生の目的がわかりませんでした。
ここで言う私の具体的な経験とは、この世の「不条理」に会った経験のことだと考えてます。
自分の力ではどうしても上手くいかないこと、この世の「不条理」に会う経験です。
これもまた今後に別記事で話したいと思いますね。

結局、何がダメだったの?

でも、そもそも目的を見つけないとダメなのでしょうか?
全くそんなことないです。
就活を通して出会った社会人の方々は「目的なんて働いたことないからわかるわけない」、そんなことを口を揃えて言っていました。
今思えばその通りだと思います。
そう、当時の私は「人生の目的を探して企業に内定すること」を目的としており、そもそもそこが最初から間違っていたのです。
企業に内定することを目的として目的を探す、とういうのは今から考えても矛盾of矛盾です。
それなら最初から何となく行きたい企業を探し、それに向けて対策した方が妥当だし賢いです。
年収や労働時間、何となくやりたいことから企業を選んで入社、その後働く内に何となく自分の人生の目的が見えてくる。
これが就活の正攻法だと思います。
実際に多くの就活生はこの方法を取り、多くの人が上手くいってます。

私の就活結果

結論として、私は人生の目的が見つからず、その為に自己分析も終わらず、企業に落とされまくりました。
自己分析の沼とは恐ろしいですね笑。
ES、GD、面接練習だけは何となくしてたので、最終面接までは何となく行くんですよ。
○天、E○、博○堂、船○総研、凸○印刷とかとか、有名どころの最終は何とか行けました。
でも最終で全て落とされました。
人生経験も少なく、自己分析も終わっておらず、今面接を振り返ると酷いレベルでしたね。
面接官も苦笑い浮かべてましたもん笑。
けど本当に就活が失敗に終わったかというと、そうではないです。
今の企業が拾ってくれましたから。
人生の目的も、自分の軸も明確に定まっていない私は、とりあえず自分の興味があるところで働いてみることが大切だという考えに辿り着きました。
「最初からそうしとけよ」って話ですが、この1周回った過程は大切だと思ってます(てかそう思いたい笑)。
そんな意味でも今の内定先企業はベストであり、拾ってくれて本当に感謝してます。
また落とした面接官にももちろん感謝してます。
自分に何が足りないのか明確にわかりましたから。

伝えたいこと

さてなぜこの話をしたかです。
別に不幸自慢をしたい訳ではなく、この体験から3つの就活生のパターンがあると思っているからです。
それは、

①目的なんて要らず、とりあえず企業対策したい人
②既に目的を持っており、合う企業を見つけたり企業対策だけしたい人
③目的を見つけることから始めたい人


の3パターンです。
大部分の就活生は①であり、それで正しいと思います。
自分の特性ややりたいことを何となく把握し、それに合う企業をとりあえず目指せばいいと思います。
沼りすぎて私の二の舞にならないで下さい。

問題は③に挑みたい人です。
やっぱり②の人や③を達成した人は真に納得就活できます。
目的からくる強い動機や熱意は企業に伝わって面接官が通してくれますし、例え1つの企業に落ちても別企業や起業で人生の目的に向け、突き進むことができます。
しかし②と③の最大の違いは、「人生の目的」を最初から知っているかどうかです。
最初から目的を探し始める③の人は沼る可能性が非常に高く、私の様に結局決まることなく面接に落ちまくることが多発します。
けれどそれでも③に挑みたい人は本気で応援します。
先述の私の友人は見事見つけ、今もやる気に満ち溢れてますからね。
もちろんそいつはその後内定無双してました。

本アカウントの意義

そして本アカウントでは、先述の3パターンそれぞれの人への情報をお届けしたいと思います。
①であれ②であれ③であれ、皆さんの就活が満足のいくものであればそれでいいのです。
しかし私個人としては②や③の人達が増えることを望んでおり、他メンバーもそうだと思います。
日本の3年以内離職率3割というのはこの目的がはっきりとしない就活生が多いことが原因だと思いますしね。
就活生だけではなく全ての学生に求められるのはまさに、「Be ambitous(大志=目的を抱け)」ってことですね。 

最後に

長くなりましたが、以上が私の失敗談になります。
ここまで読んでくれた方々、本当にありがとうございます。
就活は自己分析に始まり、自己分析に終わると思っています。
しかし同時に、自己分析は絶対に終わらないとも思ってます。
だって自分のことを100%理解してたら生きるのにみんな苦労しませんよ笑。
どこかで着地点を作り、見切りをつけてあげることが大切かなと思います。
その着地点が目的を探し出すことなのか、何となくやりたいことを見つけることなのかはあなた次第です。
本アカウントではどちらのサポートとなるような記事を投稿していく予定ですので、フォローやいいねしていただけると幸いです。
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!
また次の記事でお会いしましょう!


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