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【今日のニュース7/27】異常気象が世界揺らす 長引くラニーニャ、農産物に懸念


皆さんは高校で習ったラニーニャ現象というものを覚えているだろうか。ラニーニャ現象は太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が低い状態が続く現象であり、これは夏に残暑、干ばつをもたらす傾向がある。事実、現在世界中で異常気象が観測されている。

引用 日経デジタル主要生産国の一つであるアルゼンチンは高温・干ばつで不作となる可能性が高い。

これにより、主要生産国の一つであるアルゼンチンは高温・干ばつで不作となる可能性が高い。APEC気候センター(APCC)が提供する世界各地の穀物収量予測によると、年後半の小麦の収量は全世界でほぼ前年並みと見込まれているが、ロシアウクライナ戦争の長期化、世界的な猛暑、干ばつといったこれらのファクターがどれだけ影響してくるのか未知数なところがある。

またアメリカの干ばつがどれだけ生産に影響するかも大きなファクターとなる。アメリカでトウモロコシが不作となれば、ロシアウクライナ戦争による供給不足も相まってトウモロコシ価格は再び高騰するだろう。

現在の小麦、コーンの先物価格は前年と比べ大差がない状況であるが、これからどう変動するかで、私たちが普通に生活する上で無視できない問題になるかもしれない。


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