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ふるさとのひので(かみしべつちょう)
油絵 F4号 キャンバス 縦242×横333 2018制作

私には故郷があります。
若いころは、あまり意識しませんでしたが、歳を重ねるごとに「ふるさと」のことを思い出すようになるものです。

今は、広々とした農村地帯ですが、ここが原始林であったとはとても思えません。

当時の日の出は生い茂る森林の上に昇ってきたのでしょう。

「五町歩(5ヘクタール)を五年間で開拓を終えると自分のものになる」
「東京ドーム」よりも広い土地ですから、夢は大きく膨らんだと思います。

北海道は過疎がどんどん進み、原野に逆もどりしています。
実にもったいない話で、明治の開拓時代のような夢を持てる国策を提案できる政治家が登場しないかと待ち望んでいます。

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