見出し画像

吹奏楽の定期演奏会を楽しむために:初心者向けガイド

吹奏楽の定期演奏会に初めて行くとき、どう楽しんだら良いか迷うこともあるかもしれません。ここでは、初めて吹奏楽の演奏会に行く人向けに、楽しむためのポイントをいくつか紹介します。

1. 行く演奏会を調べる

まず、そもそも演奏会を調べましょう。インターネットで「○○県 吹奏楽 演奏会」と検索すれば、だいたい出てきます。また町の楽器屋さんとかで演奏会情報のポスターが貼ってあることもあります。そこでチェックすることをお勧めします。
演奏会には有料、無料の物があります。有料の物も、2000円以上の物から、300円程度もの物など様々です。もちろん高い方は演奏会としてクオリティーが高い場合もありますが、まず初めてなら、金額の安いor無料の演奏会をお勧めします。

2. 演奏会には早めに到着する

演奏会当日は、少し早めに会場に到着することをおすすめします。車で来る場合、いい場所の駐車場がなくなるためです。
またホール内の良い席を確保するためには、開場時間前に到着するのが理想的です。特に自由席の場合、早めに行くことでステージがよく見える席を確保できます。
ただ待ち時間が勿体ないので、本やスマホなどで時間をつぶせるようにしましょう。

3. プログラムの予習

事前にプログラムが分かっている場合、演奏される曲を予習しておくと良いです。曲の背景や作曲家について調べておくと、演奏をより深く楽しむことができます。また、有名な曲や自分の好きな曲が含まれているかどうか確認しておくと楽しみが増します。
ちなみに演奏会では、その曲全てが演奏されない場合があります。曲の一部分をカットして、演奏するというものです。ここも演奏団体によってカットの仕方が変わるため、面白いポイントです。

4. 演奏会の流れを知る

吹奏楽の定期演奏会は、通常、前半と後半に分かれています。前半はクラシックや王道な楽曲が多く、後半はポップスや映画音楽など、ノリの良い曲が多い傾向があります。これを知っておくと、心構えができ、リラックスして楽しむことができます。
もしかしたら演奏会の前半は「つまらない…。」と感じる方もいるかもしれませんが、後半からでも楽しめます。

5. 休憩時間の活用

演奏会の中間には休憩時間がありますが、この時間のトイレは混雑することが多いです。休憩に入る少し前にトイレを済ませておくと、混雑を避けることができます。また、演奏会によっては、アンケート記入用紙を渡される場合もあります。もちろんプログラム全て終わってから記入してもいいのですが、記憶が鮮明のうちに、前半楽曲の感想を記入することをおすすめします。

6. 演奏後の見送り

演奏会が終わった後、出演者がお見送りをする場合があります。この時間も混雑することが多いので、急ぎの予定がない場合はゆっくりと会場を出ることをおすすめします。出演者と直接話すことができる機会でもあるので、感謝の言葉を伝えるのも良いですね。
自分も演奏者だったのですが、まあ知り合いの方でなくても、「いい演奏会でしたね」って言われると、めちゃくちゃ喜びます。

(ちなみに高校や大学の定期演奏会では、定期演奏会=最高学年の引退の場って場合も多く、結構出口で友人や仲間と思い出に浸っている場合もあります。そういう時は遠くから温かく見守ってあげることをおすすめします。)

7. 結論初心者でも問題なし

最後に、吹奏楽の演奏会は初心者でも十分に楽しむことができます。縁もゆかりもない人が演奏会にいっても、音楽に詳しくなくても、純粋に演奏を楽しむ気持ちで参加すれば大丈夫です。演奏会の雰囲気を味わい、音楽の美しさに触れることが何よりの目的です。

まとめ

吹奏楽の定期演奏会は、音楽を通じて感動を共有する素晴らしい機会です。事前の準備と少しの心構えがあれば、初めての演奏会でも存分に楽しむことができます。ぜひ、次回の演奏会に足を運んで、素敵な音楽体験をしてみてください。

(ちなみに演奏団体の方は、まあまあ結構真剣に演奏会のために準備されてきています。だからこそ、本当にいい演奏会になります。)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?