子供のメンタルを 弱くしているのは 親のあなたかも…これは実体験です。
こんばんは
北海道メンタルクリエイション代表メンタルトレーナーの秋山です。
ラグビーワールドカップでは、日本がベスト8入りを決めましたね。
昨日は本当に素晴らしい試合でしたし、試合後の選手たちのコメントが自分たちの事は後回しで、台風19号で被災された方々へのメッセージが多くなぜこんなにもラグビー日本代表が強いのかが垣間見れた気がしました。
あなたはこんな悩みを感じた事はないでしょうか。
自分の子供が…
・自分のプレーに自信を持てない子
・試合で緊張し過ぎる子
・頭が真っ白になる子
・いつもできないと思っている子
・いい所でミスをする子
・ミスを引きずる子
・練習と試合でプレーが変わる子
・不安が大きい子
・練習で集中力がない子
・他人と比べて落ち込む子
・体調が悪くなる子
・練習に行けない子
・イップスで悩む子
子供が本番で実力を発揮できるように、色々と考えながら声をかけているのに上手くいかない。
本当はもっと実力があって、もっとできるはずなのに…
試合で上手くいかなっか子供に、あなたはどんな声をかけていますか?
これは、私の知り合いの親御様のお話です。
その方の子供はサッカーをしています。
その方(親)は小さな頃から野球をしていましたので、サッカーの技術的なことは詳しくはありません。
その親御様もスポーツをしていたからということで試合で子供がミスをした時には
「もっと○○しなさい」
「あそこは○○した方がいいから次はそうするべきだ」
などと、良かれと思いアドバイスのつもりで少ししつこいくらいに言っていました。少し強めの言い方をしていた時もありました。
しかし、子供の試合での動きは一向に良くなりませんでした。
良くなるどころか、むしろ悪くなっているようにも感じていました。
この言い方では、伝わらないんだと言い方を変えて伝えたりもしてみましたが、あまり子供には響かずに上達にはつながりません。
この親御様は、他の親より真剣に自分の子供のスポーツを見て、もっとうまくなってほしいという気持ちが強く、自分ではしっかりと子供と向き合っているつもりでした。
その後の子供の様子は、どうなったかというと試合でコーチに言われている事、親に言われていることで頭がいっぱいいっぱいになり体が固まってしまい、より一層動きが悪くなってしまいました。
ここで、やっと親御様はハッとしました。
「もしかすると自分の言葉が逆効果になっているのでは?」と
それからは、その親御様はあまりうるさくいうのはやめて
「今日はどうだった?」
「次勝つためにはどうしたら良いと思う?」
「負けたけど、あのプレーは良かったんじゃない?反省点は?」
などと質問を多くするように心がけました。
そうする事で、子供が自分の頭で考え言葉を口にして頭が整理されやるべきことがハッキリとしてプレーが安定してきたのです。
その後は、子供が試合で固まる事はなくなり生き生きとしたプレーを取り戻していきました。
今回の例は、親御様が子供の状況を察知してコミュニケーションの取り方を変えたことが上手くいった例ですが、気づかずに長い間以前のような会話をしていたらどうなっていたかはわかりません。
・真剣な親
・一生懸命な親
の方ほど、このパターンになりがちです。
もちろん、厳しくプレッシャーをかけることで強くなる子供がいる事も事実です。
ここで言いたいことは、子供のメンタルを育てるためには親御様も一緒になって成長していく必要があるという事です。
技術もメンタルも人それぞれです。
自分の当たり前が相手の当たり前ではない。
という事を忘れずに、まずは自分を見つめ直すという時間がとても大切です。
現在もたくさんのジュニアの選手たちが、私のところにメンタルトレーニングをしにきてくれています。
ジュニア選手のメンタルを育てる為には、親御様の理解も必要です。
子供達が試合でのびのびとプレーしてもらう為に、選手、親御様、そしてメンタルトレーナーが一つになり協力していけると、子供のメンタルもより強化されていくでしょう。
もし、自分の子供のメンタルでお悩みの方がいましたらお気軽にご相談ください。
あっという間に時間は進んでしまい、卒業、引退の時期がきてしまいます。
後悔する前に、ご相談ください。
【北海道メンタルクリエイションHP】
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・北海道メンタルクリエイション 代表メンタルトレーナー ・イップス研究所 札幌支所 支所長 ・著書「不安な気持ちで最高の結果を出す方法」出版 小学生~プロアスリートのメンタルサポート。日本一、全国大会、海外大会出場者多数輩出。