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泊まってみたら楽しい!小樽の夜。
前回の遠軽町ナイトツアーにつづき、今回は小樽ナイトツアーに行ってきました!
みなさんご存知の小樽運河、ライトアップもきれいです。
ここで写真を撮ってそのまま帰る、なんて方も多いのではないでしょうか?
しかし、小樽はここからがおもしろい、夜のまちを紹介してもらえるナイトツアーがあるのです。
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ツアーの前に腹ごしらえ。「たけの寿司」にて刺身、焼き物、たち(たらこの白子)が入った鍋や茶わん蒸し、天ぷらまで、ボリューム満点のコースをいただきました。
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もう、おなかいっぱい!というところで、最後に出てきたお寿司もまた美味しくて、撮影はしなかったのですが店内もなかなか面白かったです。
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いよいよナイトツアーがスタート。なんと、真冬の夜でも人力車がお出迎え。道外の方だと思い出に乗られると思いますが、札幌から来た人だとちょっと乗るのが恥ずかしい……しかし真冬の夜なので、そんな心配もありません。
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人力車にのって小樽運河へ、しばし運河を撮影してからは、小樽のバーへ連れて行っていただきました。
「ホテルノルド小樽」のバーでは、1ドリンクとオードブルの「マリアージュセット」が用意されていたのです。
選べるドリンクから、私は地元の北海道ワイン「おたるナイアガラスパークリング」を選びました。
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このオードブルだとドリンクをおかわりしたくなるほど。しかしナイトツアーの取材なので1ドリンクであきらめ、後ろ髪を引かれるようにホテルを後にしました。
このホテルから横断歩道を渡り、運河プラザの裏手を回ると「北海道生活」小樽札幌特集でご紹介した北運河エリアに入ります。
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札幌軟石、いや小樽軟石でしょうか。独特の風合いの軟石がみられたり、歴史的な建物があったり、なかなかすてきな場所なのです。
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むかし海猫屋があった、現在のレストラン&カフェバー「ISO」もこの「北海道生活」小樽札幌特集で紹介させていただきました。
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しんとした雪景色の中で、ライトアップに浮かび上がるレンガの建物はなかなか美しいです。
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さらに裏路地を歩いていくと、昔ながらの昭和のまちっぽい場所へタイムトリップ。
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ラーメン屋さんなのに、カルボナーラ? 今まで気づかなかった小樽の裏側がいろいろ見えてきておもしろい。
あ、「がつやしまざき」地元で人気のため、何度も入店にチャレンジしても入れない……
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すでに看板も消えた後で、いつか訪れたいなあと店の前を後にしました。
そして昭和の喫茶店といえば有名な、「アイスクリームパーラー美園」へ。
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昔懐かしいアイスクリームや、クリームぜんざい、パフェなどがあり、鍋やきうどんというのにも惹かれました。
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漫画家いがらしゆみこさんの絵が! ご主人から、いがらしさんがよくいらっしゃるというエピソードを教えていただきました。
店内は写真や絵画など、つっこみどころ満載のものがたくさんあり、一度ゆっくりおうかがいしたいなあと思います。
お店を出てから、レンガ横丁へ。
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けっこうな雪の中を入っていきます。どこか立ち寄りたいなあとのぞいてみると、どの店も満席!ここでも後ろ髪を引かれて、ツアーはつづきます。
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レンガ横丁からアーケード街へ出ると、あ!なぞのショッカー!
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文字文字くんのように、ツアーの各地でまちかまえて文字を出してくれるのです。
さあ、各地で何の文字を出したのか、それをつなげるとどうなるのか、それは参加者だけのお楽しみです。
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このツアーを案内してくださっているバスガイドさん、ならぬ、小樽観光協会の永岡さん。
ほかにも車掌さんや黒板五郎さん、と扮装をして楽しく夜の街ガイドをしてくださいました。
小樽の街は観光客でにぎわう朝とうってかわって、夜がとっても静かです。でも、夜ならではの静けさと雪の風景は見ていてとてもおもしろく、地元の人がおいしい料理やお酒を楽しんでいたり、おだやかな雰囲気がとてもすてきでした。
一緒にツアーに参加していた札幌の人も、ふだんは日帰りだけど次はゆっくり泊まりたい!と喜んでいました。
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ツアー終了後、いったんホテルに戻ったものの、たまらずホテルを出てしまい、バーに入ってウイスキーをいただいた私。「マッサン」で有名な余市が隣にあり、小樽に来るとウイスキーが飲みたくなるのです。
静かな小樽の夜、とても楽しいひとときを過ごせました。
(編集長)
雑誌「北海道生活」vol.86(12-1月号)
保存版 美味しい北海道、179市町村おとりよせ。
全国の書店で発売中!(定価980円)
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