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たことブロッコリのパスタ、作ってみない?

北海道のたこ、といえば、ヤナギダコ、そして、世界一の大きさを誇るというミズダコ。
ヤナギダコは太平洋で、ミズダコは北海道全域でとれます。
スーパーで売っているのはミズダコが多いので、ミズダコの話をしましょう。

わたくし個人的には、日本海側の北のミズダコが好きです。
海によって味が違いますよ。それぞれの好みで楽しめますね。
ただ、問題があります。

長時間煮ると固くなる・・・・・・。

イタリアから帰ってきてすぐ、蛸のアフォガート(トマトで溺れ煮)を作ったら、噛み応えありすぎ。。。涙涙涙😭

そしてスーパーでは、生で売っていることは少なく、いつでも買えるのは茹でタコなんです。そのままならおいしいけど、それを煮たら固いってば。

そこで私は考えた。かたまりが固いなら、ミンチにしてしまえばいいのでは?イタリアの家庭料理の友、フードプロセッサーを使います。
安いやつでいいので、あると便利ですよー。

タコラグー(ミートソース)

FBページに載せた写真ですが、蛸のミートソースです。
わたくし的には最も美味なミズダコの産地、留萌市での教室で作りました。
フードプロセッサーでカットした茹でタコを、にんにく+赤唐辛子のオイルで炒めて、タコの水がでてきたらトマト缶とドライオレガノを入れてソース状になるまで煮ます。参加してくださったおばあちゃんたちが、「パスタソースに目覚めた」と言ってくれた逸品です。

そしてこちら。

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ブロッコリと合わせたソースです。冬な感じでしょう?

作り方は、こうです。

👉ぺンネを茹で始めます。茹で時間10分ちょっとなのでその間にソースを作りましょう。

👉にんにくを薄切りにします。縦に切って、芽があったら取ってください。芽は苦いです。
ブロッコリはフードプロセッサーでみじん切りにし、そのあたりにある入れ物に入れておきます。

👉フープロを洗わずそのまんま使います。タコを一口大に切ってからフープロに入れてみじん切りにします。大きいままだとフープロの刃にタコがつきささります。そうなるとはずすのが大変で、めげますからね、切ってから入れてね。

👉火入れしますよー。フライパンにオリーブ油大さじ2を引き、にんにくを入れて中火にかけます。にんにくの香りが出たらタコを入れ炒めてください。あれば乾燥赤唐辛子をちょぴり入れましょう。

👉タコから水分が出てきたらブロッコリを入れます。

👉ブロッコリとタコに一体感がでたら、 全体がしっとりした感じになるくらい水かパスタのゆで汁を加えます。
フライパンの中はクツクツ煮えています。

👉オリーブ油大さじ2で仕上げてください。この頃にはパスタが茹で上がっているはず。ソースのフライパンに入れて和えましょう。

ふたり分で、
茹でた蛸100g

ブロッコリ80g

ペンネ80g

にんにく1片、オリーブオイル大さじ4 です。

わたしの教室で評判の良いパスタソース、
よかったらお試しください。

タイトル写真はほっかいどー最北の礼文島、香深の港を海から見たところ。
タコのしゃぶしゃぶが買えるサイトは島の北、船泊の組合のこちら。

こちらが今日話題の留萌。落ちついたら来てください。真冬には海から湯気が出たり、波が風に吹き飛ばされてふわふわしています。すごいよ。


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