だまされたと思ってやってみてほしい魚の臭みを減らす方法
例えば生鮭。例えば鰤。そしてカレイ。
魚臭さがなければ絶対おいしいのに。魚焼き器を洗うのも面倒だし、魚が遠くなっていく。
そんなアナタに捧げます。
北海道ではブリ(イナダ、フクラギ)が爆獲れ、というので、フクラギを買いました。大きくなってから獲れたらいいのになぁと思ったら、定置網に入っちゃうんだって。ならば食べよう!
用意するものは、魚のほかに、魚の重さの1.5から2%の粗塩、その半分の砂糖。上白糖でもグラニュー糖でも、あるもので大丈夫です。
鰤やカレイ、鮭には私は2%の粗塩を使います。
切り身が2枚で200gなら4g、小さじ2/3です。なので砂糖は小さじ1/3。
えーっ!砂糖?甘くならないの?気持ち悪ーい!と思うでしょ。でしょ?
大丈夫、気になりません。
フランスの新幹線で隣に座ったスエーデン人と「うちのおいしいもの」を話ていて、スモークサーモンを作るときに塩と砂糖で下ごしらえするって聞いたのを思い出してやってみたんです。
塩して砂糖します。
両面ねー。
新聞紙を折ってバットに敷き、その上にキッチンタオル。
はさんで冷蔵庫へ。
1時間置いたらこんなに水が出ます。
身がしまって、骨もとりやすくなります。身から水分が出て、ぴしっとしています。美しいです!どんな料理にも使えますよ。
15分ほどで使えますが、1時間置くと写真のようにぴしーっと、準備万端な感じになります。
私は翌日に使いたかったので、ここで新聞とペーパーを交換しました。
翌日になると、水分がもっと出て、ペーパーが身にくっつくことがあるのではがします。(下の写真。身から水分が出まくっている感じがわかりますか?)
皮目はこうなります。余分な水分がありません。フライパンでカリカリに焼くのもよし。皮は手でもとれるから、とってフライにするもよし。
どうです、魚の塩焼きのおいしさを味わってください!
フライパンに、くっつかないようにするためのほんの少し油を敷いて、皮目からじりじり焼きます。肉の焼き方と同じです。
鮭が好きだけど、臭いっぽい風味が嫌で、なんとかならないかなーって考えていたら、列車の中での会話を思い出しました。以来、魚を買ってきたらまず脱水です!
だまされたと思ってお試しあれ!
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