孤独のグルメをやってみたこと。
こんばんは。
この間、レストランに食事に行きました。
ひとりです。
飲み物は炭酸水にしました。
最初の前菜は、細く切ったアスパラのサラダ。
生のホワイトとグリーンのアスパラが、シャキシャキつるりと口の中へ。国産のリコッタサラータの中で一番しょっぱいと言われている白糠酪恵舎の。その熟れた塩味とアスパラのほのかな苦味が食欲にささります。
ホワイトもグリーンも栽培しているアスパラ農家以外、普通の家では食べないでしょう、これ。味も、発想も。
そして、メインの9か月のマトンの炭焼きローストのことを聞いてください!
脂はほのかに甘く、焦げ目のカリカリ感、ハーブと塩が染みた味、ぷるんとした口当たり。
赤身はサクッと噛み切れて、あぁ、わたしとびきりの肉食べてるー、とじわじわくる。
ここでワインじゃないのよ、炭酸水よ。
孤独のグルメみたい。ウーロン茶じゃないけれど。
ひたすら料理を味わい、自分の中で言葉にする。
わたし、五郎さんみたい~。
付け合わせのペンネみたいなのは、蕗のピクルスです。この羊肉は、足寄町の石田めん羊牧場の。足寄は、ラワン蕗という蕗の産地でもあります。
産地と生産者をイタリア料理で、お皿の中で繋げていく塚本シェフなので、こうしたのかな?
イタリアから帰ってきてから、食べたい店で食べたいものを食べるのに、一人でこうして食事することは多々あれど、ワインがないことはほぼありませんでした。
ワインやお酒は、料理の味を広げるもの。その時を深めるもの。
ワインは、欲しい。
それでも、この羊肉の炭焼きは、ものすごく美味しかった。
丁寧に丁寧に焼かれた、レストランならではのローストでした。
レストランは、食べる人と作る人、生産者をつなぎ、文化を伝える場所です。
レストランの料理には発見と楽しさと、癒しがあります。
レストランは元気になるために必要です。
孤独のグルメをやってみて、改めて思ったのでした。
この時のレストランはこちらです。
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