宮城サーモンで、あれこれ。楽しい!おいしい!
水産庁の「海の恵み食の底力JAPAN」は、コロナの影響で、販売先をなくしてしまった日本の水産物を食べて応援する事業です。4000ものレシピがホームページに掲載されますが、私も参加させていただくことになりました。やってきたのは、20キロの宮城サーモン!三陸で養殖されている銀鮭です。お寿司で食べるとろサーモンといえばイメージしやすいですね。
甘みがあってとろけるお刺身で食べられる鮭。
生産者から「ぜひ刺身で食べてほしい」って。
うん、北海道の銀鮭とは違う性格です。おもしろーい!!
それではまず、生で。
★鮭キムチ。キムチに漬けただけ。これはレシピにはなりませんが、おススメ。
★ピクル酢と醤油に漬け、柚子胡椒で味付けして漬け丼。宮城サーモンのコクを爽やかに楽しみました。
★焼いたら、脂がしっかりで、お肉みたいなイメージ。
★茹でてみよう、煮てみよう。火入れするならさっと。中をレアにして。パセリでグリーンソース。パセリの茎やコンビニの白ワインが大活躍。
ここからの展開でスープ仕立て。メークイン系じゃがいもとセロリを合わせて。おいしーい😍。このあたりになると宮城サーモンに恋してます。楽しーい!
そして、昆布締め。
春巻。
サーモン強調。
箸が止まらなくなるサラダ。こちらが掲載レシピです!お楽しみに。
昆布締めは、サーモンそのままだと、トロで作った昆布締めのようなボリュームを感じる味になるし、塩と砂糖で下処理をすると、やさしい甘さを感じる味になります。面白い。下処理はこちら↓
さてnoteでは、宮城サーモンで作る北海道の郷土料理、飯寿司風のマリネをご紹介しましょう。
食べたらまるで飯寿司(いずし)です。飯寿司はじわじわと低温発酵させますが、こちらはクイッククイック。生食できる宮城サーモンならでは。
わたしの家族は皆すでに、この料理を「飯寿司」と呼んでいます(笑)。
お正月はコレにします。
作り方は、こうです。
①冷凍の宮城サーモン200gに、粗塩と砂糖を各小さじ1ずつ混ぜたのをまんべんなくまぶして40分ほど、室温で解凍します。
②半解凍状態になります。さっと流水で洗い、キッチンペーパーに包んでしっかり水分をとります。
③厚さ5ミリほどの厚さの刺身状にカット。半解凍状態だと身が切りやすいし、表面の水分がとれていたら、皮つきのままがカットしやすいです。
宮城サーモンの肉質は繊細で、柔らかいです。
皮は使いませんが、お好きならばフライパンで素焼きすると、お酒のアテになります。
昆布締めにしますよ。サンドして、ぴったりラップに包み、輪ゴムで止めます。重なりそうなら後ではずしやすいように、ずらして重ねます。丸一日冷蔵庫へ。
翌日。身がしまっています。骨があったら取りましょう。
④野菜を準備します。大根100g、にんじん40gを3ミリ各の細切りに、生姜10gは出来るだけ細く細切りにします。
柚子を半分、皮はそぎ切りにし、汁を絞ります。
野菜と柚子の皮をボウルに入れ、
塩麹小さじ4、柚子の汁小さじ3、砂糖小さじ1/2を和えます。昆布締めにしたサーモンを入れ、混ぜます。
柚子の汁が足りなければ米酢を使います。わたしは富士酢を使っています。
⑤すぐに食べても飯寿司の感じですが、タッパーに入れて冷蔵庫で保存し翌日水分をしっかり捨てて食べると
まるで飯寿司。
水分を捨てるところでいっそう、作り方も飯寿司らしくなります。
SNSで、北海道や東北出身の方から、作り方の問い合わせが多かったこの料理。
生食できる宮城サーモンならでは、です。
どうぞお試しください。
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