ほかいどーのアーティチョークのこと。
フランスではアーティショー、イタリアではカルチョフィ。
下ごしらえが面倒でも愛されている野菜。日本の筍を思います。味もなんとなく似ています。
北海道では栽培が難しいようですし、すぐにアクが出るし売りにくいからか、北海道産に会うことはまれなのですが、なんと!
カブより一回り小さい、丸ズッキーニより小さいのが、今金町のシゼントトモニイキルコトからの野菜に入っていました。
ちっさーーい!かわいーい!これならすぐになんとかなるわ~。
花びらのように見えるガクをはずして付け根を歯でしごいて食べます。
芯のところがホクホクした筍な感じです。
実はわたくし、大好物なんです!😍
ローマ料理の素揚げにしようかと思いましたが、油をこれだけのためにたくさん使うのは気がすすみません。そこで、フランスで同じ学生寮にいたモロッコ人にごちそうになった料理を思いだしました。
油と水で煮るんです。
怖いので、小さなストウブ鍋で水と多めのオリーブオイルを入れて蒸し煮にしました。
額の先っちょはハサミで切り落とします。レモンで色止めがお約束ですが、まぁ小さいし、このままで。
(下の写真はアマルフィの4月。レモンと一緒に売られていました)
怖い予感は当たり、途中で、ボンッと小さな爆発音がっ!でもストウブだから大丈夫。それでも火を消します!落ちついた頃、弱火にかけて、頃合いで止めました。
ボンッはガクが開いた音でしょうか?くわばらくわばら。
かわいらしくできました。
芯の淡々としながら深い味わいを、じわじわと楽しみました。
ところで、このカルチョフィはシゼトモの畑に自生してきたそうです(驚)。
シゼトモのハウスは、宇宙のようです。知らない色んな植物がいて果てない世界を作っています。畑にもいろんなやつがいます。
その中に生えてきたカルチョフィ。どこから来たの?宇宙の果てからかな?と、宇宙船のカタチの芯を食べるのでした。
明日起きたら、宇宙人になっていたりして😆。
ちょっと、楽しみです。
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