見出し画像

イカの耳とゲソのわた煮。

こんばんは。

イカが太って、ワタ(肝臓)も大きくしっかりする夏。

胴は刺身にしたり、輪切りでフライだったり、こんなサラダ(ナムル)にしたり。

耳(エンペラ)とゲソとワタ(肝臓)はどうしていますか?
塩辛?炒め物?わたしはコレです。

わたしの母が必ず作っていて、家族みんなが大好きだった料理なんです。
名もないうちの料理です。

耳(エンペラ)とげそはささげと煮ます。
味付けは醤油と砂糖、そしてワタです。

👉耳とげそはさっと熱湯に通して食べやすく切ります。

👉わたにくっついている墨袋をそっと取り除き、真ん中くらいで輪切りに切り、中身を皿にこそげ出しておきます。

👉ささげを3センチくらいの長さに切ります。

👉鍋に油を引き、ささげを入れて炒めます。

👉わたを入れて混ぜ、同量の砂糖としょうゆを入れ
ひたひたのいかの茹で汁を入れて煮ます。

👉水が半分になったらいかを入れます。煮汁を和えながら、水が半分くらいになるまで煮ます。


真夏の太ったイカがあるときには、うんと新鮮な時には必ず食卓にあった料理。

耳やゲソの皮からの味が出汁になってワタと合わさることで、砂糖と醤油のあまじょっぱい味が味わい深くなり、ささげともぴったりなんです。

そして、食べられるところは全部おいしく食べる、始末のいい料理でしょう?

こちらです!あ。北海道はヤリイカです。

画像1

みなさんのおうちにもきっと、
名のない、うちのみんなが好きな料理があるでしょう?

みんなで教えっこしたら楽しいですね。

読んでくださったり、♡してくださったりありがとうございます。北海道の生産者や素材、加工品を、noteでご紹介するのに使います。よろしくお願いいたします。