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鮭と葱のスープであったまる。

山間では雪が降ってるって!

これは、あったまんねばな。

そこでアイヌの知恵を借りることに。
ネギだけで鮭のスープ。とろろ昆布を使うって。おいしそう!
鮭は塩鮭にしました。

1105鮭スープ

鮭2切れだと小さじ11/2の油でフライパンで焼きます。この時は大きな切り身だったので、半分にしています。長ネギは大きければ1/2ですが、1本使っても大丈夫。

1105鮭スープ2

400mlの水を入れ、煮立ったら酒大さじ3で味付けします。

1105鮭スープ3

盛り付けて、とろろ昆布で仕上げます。
とろろ昆布は富山のあいもの昆布さんのが好きです。
いくつかの産地の昆布をミックスして、別発注している酢を使っていらっしゃる。利尻昆布を入れるとうまい、とか紋別の黒昆布は味を出す、とか。
そっとしたこだわり。
とろろ昆布好きだったら一度は食べてみてほしいです。URLはこちら。

www.aimono.com/goods/goods03.html#top

1105鮭スープ3

鮭の片面にこんな焼き色がつくまで3~4分。焼くことで皮が香ばしく、身からはずれにくくなります。葱も焼くことで甘味と風味が増して、ぐっとおいしい。10分かからずにできるので、よかったらお試しあれ~。

このレシピは北海道新聞「きょうの一皿」10月23日掲載のレシピ「焼き塩鮭で三平汁」をリライトしました。三平汁は昆布出汁で、塩引きか糠漬けの魚といも、にんじん、大根などの冬に保存できる根菜を煮る塩味のスープです。北海道を名付けた松浦武四郎の蝦夷地レポート「西蝦夷日記」(1803年)に登場するとか。
函館で糠ニシンで本州のこどもたちに作ったときに、高学年男子が、「北海道の人ってこんなにおいしいものをいつも食べているんですか?」って言ってくれたことを思い出すので、機会があれば食べてほしい糠ニシンの三平汁です。

あったまってね。

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