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鯖缶ひとつ。

棚を開いたら目の前に鯖缶ひとつ。
母が好まない水煮缶がひとつ。

買い物に行かない日に、
鯖の水煮缶がひとつ。
どーしよっかなー🎵

ここで、作ってみたいと気になっていた料理を思い出しました。

日本の郷土料理を作り続けてなんと3周目👏👏👏、
asさんが作っていらした。「鯖のいり焼き」です。
鳥取県は鯖の名産地。因幡(いなば)の白兎ならぬ、因幡の塩鯖は100年に渡る歴史を持ち、鯖ジェンヌという名の養殖鯖もある、鯖のレシピがいっぱいありそうな県です。行ってみたいなぁ。
そして、塩鯖で作るその料理、「いり焼き」には、にんにくが使われています。

にんにくとお醤油を合わせて鯖に合わせるところが、にんにくをこうして使うところが、わたしは気になってたまりません!!
この料理を参考にして、煮物を作ってみることにしました。

今回のアレンジのポイントは、トマトと酢を使うことです。
にんにくと醤油のパワーと、トマトと酢のうまみと酸で、缶詰のクセを
一網打尽にするのであります。
さていかがなりますか!!うまくいったらみんなに教えなくちゃ!!!

それでは、材料です!

1~2人分
鯖水煮缶1個、にんにく1片、ミニトマト5個。
砂糖・醤油各小さじ2,米酢小さじ1/2、
ごま油小さじ1,青じそ 2枚

では、作っていきましょう!!

👉野菜を切りまーす。
ミニトマトはヘタをとって、半分に切ります。縦でも横でも大丈夫です。
青じそは細切りにします。にんにくはおろすか、うんと小さなみじん切にします。チューブのおろしにんにくなら1.5㎝くらいでいきましょう。

👉鯖は、背骨に沿って半分に割ると味がしみやすくなるから、ぱっかーんと割ってください。

👉鍋に鯖、ミニトマト、にんにく、そして味付けの砂糖と醤油を入れます。
ひたひたの水を加えて強火にかけます。

👉ぐつぐつぐつぐつ。
水の量が半分ほどになったら米酢をいれてつんとくるにおいを飛ばします。

👉水分がほぼなくなるまで煮ると味が鯖にしみしみ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡

👉盛り付けて、いろどりと、さわやかな香りのために青じそをあしらったらできあがり~。トマトが入っているけれど、これは、和な味です。
青しそでなく、バジルや乾燥バジルを使ってもOKですよ。

そしてもっとおいしくするならば、料理の味を底上げする昆布を1.5㎝角、水と一緒に入れると、「あらっ?なんだかもっとおいしいわ」、となりますのでお試しください。

暑くなってきたけれど、冷たいものばかりじゃアレだし。
お魚の煮たのも食べたいけど、明日はごみの日じゃないから
生魚は買いたくないし。
そんな時に、お試しを~。



今、鳥取県では鯖がむちゃくちゃ穫れているらしいです。
海が、変わっていますね…。

北海道新聞くらし欄に掲載されたレシピをがっつりリライトしました。







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