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出汁がら昆布とシーチキンと大根とテンメンジャンで煮物

一年で最大の昆布を使うシーズンがやってまいりました。
鍋、楽しんでいますか?
色んな鍋の素を使うのも楽しいですが、
ここで昆布に注目してみてください。
水に入れるだけで、鍋の味をいっそうおいしくする、不思議なやつ。
シンプルな鍋でも、味付けした鍋でも使えるやつ。

そして、なんといっても、使った後にもおいしいのです。
佃煮にしなくていいんです。
まずは、煮物の落し蓋に。
味が沁みますから、小さく切ったら煮物の具にもなります。

この記事では、出汁がら昆布を、「海の野菜」として煮物にしますよ。

味付けのひみつは
テンメンジャンです。
テンメンジャンが冷蔵庫に、なんとなく使われずに残っていたのでちょっと入れてみたら。。。
あらら、こんなにおいしいの??

材料です。

2人分 大根8cm,出汁がら昆布10㎝角、シーチキン油漬け1缶
砂糖小さじ1~2、米酢(梅酢があれば梅酢もいいですよ)小さじ1、味醂・醤油大さじ1、テンメンジャン小さじ1/2、黒コショウ適量
*道産子バージョンは甘めにするので砂糖小さじ2ですが、みりんも入るので小さじ1でもOKです。

それでは作っていきましょう。

◎大根は皮ごと5㎜厚さのいちょう切りにします。出しがら昆布は1㎝角に切ります。

◎鍋に大根、昆布、シーチキンを入れて中火にかける。

◎全体が温まってなじんだら砂糖を入れて混ぜる。砂糖をここで溶かしてしまうと、コクがでます。

◎水300㏄と酢、みりん、しょうゆ、テンメンジャンを入れて中火で20分ほど水分がすくなったら中弱火にして煮る。

◎煮詰まってきたら黒コショウで仕上げる。

大根の皮をむいて、1㎝の厚さにしたのが写真です。
でも、noteにアップするにあたって、皮がついたままで作ってみました。
薄く切ればいいんです。
かける手間はかけて、省略できることは省略して。

最初に炒めているので、薄く切れば皮は気になりません。

お試しあれ!


北海道新聞に掲載したレシピでは大根の皮をむき、10㎝長さの大根を1㎝幅に切りました。
皮をむかずに作ると長さ8㎝で同じくくらいの量になります。






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