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【4ー8限目】やっぱネット保険って安いの?

安いよ~

安いけど、「じゃあ1番安いのか?」というと、そうでもないことが多い。

そもそも、ここでいう「安い」というのは、
同等の保障内容で比較したときね。

具体的には、
✖ 貯蓄性の「終身保険」と掛け捨ての「定期保険」を比較して、「定期保険」の方が安い
といった、保険種類の比較ではなく、
✖保障内容が狭い「医療保険」と幅広い「医療保険」を比較して、保障内容が狭い方が安い
といった、保障範囲の比較でもなく、
〇 「30歳男性が、この先10年で亡くなったら1000万円の死亡保険金が受け取れる定期保険」と、条件を合わせたうえで保険料を比較して安い
といったこと。


では試しに、
定期保険【30歳男性・保険期間10年・保険金額1000万円】
の月々の保険料を比較してみよう。

・国内大手生命保険会社・・・2470円
・ネット生命保険で最安レベル・・・1050円
・メットライフ生命(代理店などで加入できる)・・・840円

と、ネット保険より安い商品は存在する。
ただ、保険料が高い保険会社に比べると総じて安い傾向にあるよ。


ネット保険がなぜ安いのかというと、
「保険を販売するための営業人員の経費を削減できる」
というのが大きな理由。
※参考 【1−9限目】とても気になる“保険料”のうちわけ

とはいえ実際は、広告宣伝費がかかったりして、圧倒的な安さを実現できていないのが現実なんだ・・・


―――――――――


そもそも、「保険って、どの保険会社でも結局一緒でしょ?」とよく聞かれるけど、そうではないことを知っておいてほしい。

ちなみに「どの保険会社でも結局一緒でしょ?」と聞かれる背景は、かつてはどの保険会社でも一緒だったから。
※参考 【3ー7限目】1996年「保険業法改正」ってなんやったん?

今は、
どんなことで保険金が受け取れるかは、各社・各商品によってばらばらだし、同等の保険内容でも保険料が倍ほど異なることもある。

仮に、月々4万円の保険料が半分になれば、
一生で1000万円を超えるような差が生まれる。
【2万円 × 12カ月 ×  60年間(30~90歳)=1440万円】


「それなら保険を比較したい!」
ってことで情報収集する際に、雑誌や比較サイトを見る人も多いんじゃなかろうか?

次は、
【4ー9限目】雑誌や比較サイトのランキングの裏っ側
やで~

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