今を生きる(原題:dead poets society)〜旅立ちの日に〜
現実感なんてありません。
いつからでしょう?
現実感、高揚感、緊張感。
彼らはどこへ行ったの?
明日の私なんて知りません。
だけど明日は来るのです。
淡々と、淡々と。
どうせ明日も生きている。
昨日の記憶なんてありません。
いつの話でしょう?
さよなら、ごめんね、ありがとう。
すぐに流れていってしまう。
苦労してつくったお城も、
パサパサの砂になって
指の間から流れていくのです。
サラサラと、サラサラと。
だけど指は閉じなかった。
愛したことなんてありません。
愛されたことも。
いつの日か、
性、愛、家族、生きてゆくこと。
分かる日がくるのでしょうか?
この人と共に生きたいと、
思える人に出会えるのでしょうか?
過去も、未来も、要りません。
いつかじゃ遅いのです。
すべて消えて亡くなってしまう。
真っ先に、私の心が。
左様なら、
写真は、ぱくたそ(www.pakutaso.com)様より
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