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東京に行きたい

最近、とにかく東京に行きたくて仕方がない。去年の10月に、1年の東京生活を終えて地元(地方の田舎)に帰ってきたばかりだが、もう戻りたくなっている。やはり、東京には田舎にない面白さがあって、それを欲している


東京は、人の種類がとにかく豊富だ。新宿や渋谷などを歩けば、くたびれたサラリーマンから希望にあふれる学生、一目みて怪しいと分かる人まで様々な人間を見ることが出来る。そんな一人一人を見ながら、どういう人間なのか、どういう生活をしているのか、なぜそんな恰好をしているのか、なんてことを考えるのが好きだ。


それに東京には、人の組み合わせも多い。会社の同僚やカップル、友達、家族などはいわずもがなで。明らかにパパ活をしている人、JKお散歩を楽しむ人、マッチングアプリで初めて会った人などもいる。僕は、そんな人たちを見ながら、なんでこの二人、もしくは複数人が一緒にいるのかを考えるのも好きだ。


東京は、たくさんの色んな人が混ざりあっている。リリーフランキーが、東京を「筆洗器の中の水」と表現しているが、まさにそんな感じだと思う。色んな色が混ざりすぎて、もうその中身はよく分からくなっている。赤でも青でも緑でも黄色でもなく、灰色と一言で断言出来るほど単純な色でもない。濁ってはいるが、些細な色がたくさん含まれている。そんな濁った水の中に飛び込んで、たくさんの色を見に行きたい。

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