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なやむ

10代の頃から、毎日なにかしら悩んでいる。「ご飯なにをたべようか」「noteに何を書こうか」といった軽いものから、「仕事を辞めるのか」「どう生きていこうか」みたいな重いものまで、悩みは尽きない。


毎日悩む中で、ふと過去を振り返って「なんであんなことに悩んでたろう?」と思える時がある。当時は、ものすごく大変な悩みだと思っていても、振り返ってみるとそうでもないなという感覚。いつの間にか、過去の悩みが、今の自分にとっては些細なものになっている。


それはきっと、自分が前に進んでいるからなのだと思う。ちゃんと悩んで前進したから、悩みが小さく見えてくる。そうやって、悩んではちょっと進んでを繰り返していくうちに成長する気がしている。だから、悩みが小さくなった瞬間は、成長が実感できるから嬉しい。


例えば、「やりたいことが見つからない」と悩んでいた時期がある。それも、今になって考えれば、「やりことはなくても問題ない」「他人のやりたいに乗っかる」「とりあえず出来ることからやる」、みたいにいくらでも答えはあって、悩むほどでもなかったなと感じる。しかし、当時ちゃんと悩んだからこそ、今納得のいく答えが出せている。こうやって納得できる答えができて、悩みが小さくなっていくと成長したなと思える。


悩んでいると、しんどいことの方が多い。なぜ、こんなことに脳みそと時間を使ってしまったのかと後悔することもままある。けれど、成長を実感する時もあって、嬉しい瞬間もある。そうやって、しんどいとか嬉しいを楽しむために、毎日悩んでいる。そう考えると、僕にとって悩むは、趣味やライフワークなんだろうなと思う。

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