![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45891745/rectangle_large_type_2_fc67c824eec1c299cc610df7177be34a.png?width=1200)
ハッピーセットのCM
テレビを見ていたらマクドナルドのハッピーセットのCMが流れてきた。
お父さんと姉妹がマックで注文している場面、ハッピーセットを二つ注文しようとする。しかし、お姉ちゃんの方が、妹とハッピーセットのおもちゃを取り合う場面を想像して、テリヤキマックバーガーのセットにすると言い出す。お父さんは、娘がハッピーセットを自ら卒業したことを感じる。最後は、桜並木をバックに「ハッピーセット卒業式」で終わる。
マックは、上手いCM作るなあと思った。メインテーマは、「ハッピーセットからの卒業」だが、それで「マックからも卒業」させようとしているわけではない。むしろ、ハッピーセットじゃない商品を食べて大人になりたい子供と、その子供の成長を実感したい親をマックに誘導している。1分の短い時間に、ストーリーや感動要素などが綺麗に入っている、よくできたCMだ。
その上、冷静に考えてみると、ハッピーセットよりもテリヤキバーガーセットの方が、値段が140円くらい高い。購買意欲をあおりつつ、客単価まで上げようとしている。一本のCMで、どこまでの効果を生み出そうとしているのか。週末、マックの客足伸びるんだろうなあ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?