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やりたくないこと
世の中は、やりたいことや好きなことをやれという言葉がたくさんある。だから逆に、僕は「やりたくないことをやってみる」「目を背けたくなるものを見る」ということを意識している。
これは僕の性分なのかもしれないけれど、やりたいとか好きなどのポジティブな感情には理由なんていらないと思う。よくわかんないけどやりたい、何となく好き、これだけで成立してしまう素晴らしさがある。でも、嫌いとかやりたくないとかのネガティブな感情はそうはいかない。苦いから嫌い、面倒だからやりたくない、最低でもこれくらいの理由が欲しい。
そしてこの理由が、自分を形作るものの一つだと思っている。なんで苦いと感じるのか、なんで面倒なのか、こういうことをどんどん掘り下げていくのが面白い。そうして、こういうもので見た方が、曖昧で理由の分からない好きよりも、くっきり自分のことが見える時だってある。だから、やりたくないこと、目を背けたくなるものを大切にしたい。
それに、やってみないと、好きなのか嫌いなのかも本当の所は分からない。結局、自分で経験したものしか実感できないから、何でもやってみるしかない。やってみると思ったより好きだったり、本当はやりたくないことだったりする。意外と、やりたくないことの方が期待が低いから、存外楽しいこともあるかもしれない。
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