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親と選択について

誰しも生きていれば、大なり小なり色んな選択を迫られる。大きいもので言うと、高校や大学といった進学先、就活での会社選び、結婚するパートナー選び等々。小さいものだと、毎日のご飯から、見るテレビ番組、歯ブラシの色など上げ始めたらきりがない。


僕は、親が「ああしろこうしろ」と言わなかったおかげで、自分で色んな選択(特に大きいものに関しては)ができた。高専に入るのを決めた時も、新卒で入る会社を決めた時も、その会社を二年たたないうちに辞めた時も、親は何も言わなかった。決定事項を伝えた時に、「あんたのことなんやから好きにすればいい」と言っていた気がする。子供にすれば、こんなにありがたいことはない。


それともう一つ、「お前は、○○だから」と言って、親の主観で自分を決めつけられた覚えもあまりない。「真面目だから公務員になれ」とか「まだ若いんだから会社辞めるな」とか「男なんだから、こうあるべき」みたいな発言を聞いた気がしない。親が決めなかったから、自分自信がいい意味で不明で分からなかった。そして分からなかったからこそ、自問自答して悩みに悩みまくって、自分なりに納得のいく選択が出来たように思う。


自分で決めたかどうか、自分が納得しているのかということは、何を選ぶかに関わらずとても大事だ。選択した後の後悔とか納得感に、大きく影響する。僕の場合は、非常に運がよくて、親が何も言ってこなかったから、色々なことを自分勝手に決められた。なので、他人からどう思われているかは知らないが、僕は自分の人生をそれなりに気にいっている。

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