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コミュニティナース実践講座@ホウカンTOKYO【開催レポート】

ホウカンTOKYOグループを運営するハノン・ケアシステム株式会社が主催する【コミュニティナース実践講座@ホウカンTOKYO】が5月16日から始まりました。

約3か月にわたって開催されるコミュニティナース実践講座は、地域のなかで看護師が活動していく実際を実践しながら学ぶ連続講座です。

今回、第1期生の実践講座が開始となりましたので、その様子をお届けします。


緊急事態宣言発令に伴い、第1回・第2回の講座はオンラインにて開催されました。

第1回の講座のテーマは「コミュニティナースの役割と特徴を知る」

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・コミュニティナースとは?
・コミュニティナースの活動対象、活動領域
・コミュニティナースの実践、実践の特徴
・協働実践のケース紹介(地域おせっかい会議、まちの保健室、SasaDGsなど)

第1回の講座では、Community Nurse Company株式会社代表・矢田明子さんから、コミュニティナースの前提・基盤にある理念、目的や目標としていること、これまで数年にわたり実践を重ねてきたことで見えてきたコミュニティナースならではの“特徴的なアプローチ”などについて語られました。


「コミュニティナース」は、職業や資格ではなく実践のあり方であり、コンセプト。

コミュニティナースが大切にしたい実践の形は、「わたし(自分自身)の情熱」と「地域に求められる役割」が重なる部分を探し実践にうつしていくこと、地域の人やケア領域以外の人と協働して”毎日の嬉しい”や“心と体の健康と安心” をつくること、「解決モデル」ではなく「対応モデル」として、終わりなき実験をつづけていくことです。


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第2回の講座のテーマは「私のアクションプランを共有する」

第2回の講座では、それぞれコミュニティナース第1期・第2期の受講生である小原恵美さん、渡邉綾香さんによるこれまでの地域の実践・アクションの体験談や、日本全国70以上の農山漁村を訪ね各地の暮らしに寄り添ってきた友廣 裕一さんによる地域活動の共有が行われました。

そんな体験や経験談を元に、受講生も各自が考えている地域でのアクションプランを発表し、互いのプランのフィードバックを行いました。


・「わたし」のやりたいことってなんだろう?
・やってみたいことがあるけど、どこから始めたらいいの?
・想いを形にしていくためには、続けていくためにできることは?


受講前には受講生達も不安そうな様子でしたが、「わかる!」「それ、私も!」と受講生同士やサポーターの中に共感が生まれ、だんだんと積極的に質問や意見が飛び交うようになり、オンラインの場は活気に溢れていきました。

終わりなき実験をつづいていくことこそが、コミュニティナースのあり方。そこには「こうでなくてはいけない」という正解はなく、対応=実践・実験を重ねていくことこそが、各自のコミュティナース活動へと結びついてきます。


これから3か月にわたり行われるコミュニティナース実践講座@ホウカンTOKYO。講座を通して、それぞれの受講生にどんな学びや実践が生まれていくのか?そんな変化していく姿も、今後お届けしていきます。


コミュニティナース実践講座@ホウカンTOKYO<開催者情報>

【主催】ホウカンTOKYO(ハノン・ケアシステム株式会社)

【監修】Community Nurse Company株式会社
(※本講座は、実績のある「コミュニティナース実践講座」をCommunity Nurse Company株式会社による品質管理・監修のもと、ホウカンTOKYOがアレンジした内容となります。)

【協賛】河北ファミリークリニック南阿佐谷


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