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人気作家が文章を書くときのこだわりが面白かった。

ナカイの窓の人気作家SPを見たんですけど、
作品をつくるときのそれぞれのスタイルが面白かったので共有します。

録画を見ながら、箇条書きで書いていきますー。

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石田衣良
代表作:池袋ウエストゲートパーク
直木賞受賞作家
・どうしても書けなくて吐きそうなときもあるが、そういうときはどんなにつまらない文章でもとにかく書いてみる。書き続ける。

・物語をつくっているときは、その中の世界に飛び込んで、中から外を見ている。調子がいいときは指の上で地球儀を回して、世界を回している感覚になる。

・池袋ウエストゲートパークを書く直前に読んでいた物語の語り口がかっこよかったので、真似した。(アンドリューヴァクスの作品)

・主人公の名前はすごく重要。一番おおくでてくる単語だから、これで物語のトーンが決まる。

<仕事につかっている道具>

・オーディオ

文章が苦手な人は、モーツアルトみたいな流れのいい音楽をかけて、才能があると思って書くと、キレイに書ける。

作文が苦手な小学生も、国語の先生は(俺の実力は)わかんないだろうなくらいの気持ちで自信を持って書くくらいがちょうどいい。

池袋ウエストゲートパークを書いているときは、グレングールドのバッハと、ヒップホップを聴いていた。キレをよく早くしたかった。

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湊かなえ
代表作:告白
イヤな気分になるミステリーの女王『イヤミスの女王』
2008年デビュー。結婚していて、主婦。

・芸能人をイメージして作品はつくらない。
 その人の別の作品のキャラに引っ張られてしまうから。

・USJに並んでいる間、首からかけた固めのかばんの上にPCを置いて原稿を書いたこともある。基本的にどこでも書ける。

・締め切りのストレスで突発性難聴になったり、物語にいれこみすぎて鼻血がでることもある。

・登場人物の名前をつけるとき、同じくらいの年齢の名前人気ランキング8位くらいを選んだりするので、他の作品と名前がよくかぶる。

<仕事につかっている道具>

・ガム

作品ごとにガムの味を変えている。

例えば、甘いストーリーのときはピーチミント、ドロドロのときはブラックなど。長期にわたる連載は、廃番になると困るのでオーソドックスなミントなど。

ガムを噛んで「ああ、この味の作品か」と脳に伝えている。

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西村賢太
代表作:苦役列車
芥川賞受賞作家 

・作品をかくときはPCではなく、手書き。

<仕事につかっている道具>

・布団

座って書くと、気持ちも構えて、いい描写をしないといけないというプレッシャーになるから、布団の上で寝そべって作品をつくっている。

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