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株式会社Algomaticに入社を決めた「直感」を考察しました

こんにちは、はじめまして、ほかり(@k_hokari_biz)です。2024年3月1日より株式会社Algomaticに入社しました。入社したばかりであれなのですが、Algomatic社ではコンテキストを共有するということがとても大切にされているということもあり、今回は私自身が入社に至った経緯やその際の考えなどを書き残しておこうと思います。
なお、先人たちの入社エントリは以下からご覧ください。

自己紹介

本題に入る前に、はじめましてで読んでいただける方がいらっしゃったら嬉しいので、簡単に自己紹介をさせてください。
生まれは新潟県新潟市で、高校卒業後に早稲田大学に進学するため上京をしました。学士・修士共に機械工学(主に材料系)を専攻していましたが、大学院在学中にインターンとして所属していた株式会社エブリーにそのまま入社させていただくこととなり、インターネットサービスかつスタートアップの世界に潜っていくことになります。エブリーでは動画を撮って編集して投稿して分析することと、ライブコマースアプリのプロダクトマネジメントを経験しました。2020年4月から株式会社radikoに転職し、最終的にはアプリ全般のプロダクトオーナーとして大幅リニューアルや開発チームの内製化などを推進してまいりました。ラジコでの日々については、先日配信させていただいた記事にまとめておりますので、お時間があればぜひご参照ください。

Algomaticに入社した理由

さて本題です。と言っても理由はシンプルで、もともと知り合いでもあった弊社代表の大野(知り合った経緯などは割愛しますが、もし興味があればAlgomatic社が配信しているポッドキャストを聴いてみてください📻)

を通じてAlgomaticという会社を知っていく中で、「ここに入社した方が良さそう!」と直感的に思ったから、というのが一番正しい表現かと思います。この直感みたいなものが3日経っても変わらずに残っていたので入社することに決めました。

直感ってなんだよ…

本当に入社を決めたときは理由を言語化できていなかったので…すみません…直感としか…という感じなのですが、ここで思考が止まってしまうとなんて中身のない話なんだという感じですし、この直感を信じて意思決定した私自身も消化不良この上ないです。なのでここからは、なぜ私がこの直感を感じたのかに対する自分なりの考察を書いてみようと思います。(考察、流行ってますしね。)

ちなみに、そもそもこのような直感先行の意思決定について納得感があまりないという場合は、社会心理学社であるジョナサン・ハイト氏の著書「社会はなぜ左と右に分かれるのか?」を参照してください。「理性は情熱の奴隷であり、それ以外であるべきでない」という哲学者ヒュームを支持し、直感と理性の主従が象と象使いに例えられて秀逸に説明された論考を読むことができます。また「では主である直感は何から生じているのか?」という問いに対して道徳を定義することで説明しているところも非常に興味深いです。

自分がどう生きていたいか?という観点

脱線しました。考察に戻ります。
まず今回は転職に関する意思決定ですので、自分がどう生きていたいか?という人生観みたいなものが大事な要素になるのは自明です。この問いに対する私の答えは「自分と自分の身近な人たちの幸福度を最大化したい」です。そりゃそうだよねという感じですよね。では、自分と自分の身近な人たちの幸福度を最大化するためには何が必要でしょうか。
そもそも幸せを感じるとは、期待と結果の差分が幸せ方向にプラスになっている状態だと仮定する(つまり絶対値は関係ない)と、私は以下の2つの力が必要だと考えています。

  1. 幸福への期待値をコントロールできる

  2. 設定した幸福への期待値を常に超えれるようコントロールできる

まず1についてですが、幸せを感じるには、自分が得られるかもしれないものを期待する必要があります。お寿司を食べたい(期待) → 食べれた → 幸せ、ゴールを決めたい(期待) → 決まった → 幸せ、というような感じです。そして、この期待の程度というのは放っておくと青天井に急速に高くなっていきます。期待値が高くなると、それを超えられる可能性が低くなるので幸せを感じられる回数や大きさが減ります。なので、幸せを最大化するという観点では、期待値をなるべく上げないという要素は重要です。(志を高く持て、とか、高級車を買いたいと思うようにしろ、みたいな話とは少し軸が違うのでご容赦ください。)
この期待値コントロールを極めたものが「悟りを開く」という状態に近いのかなと思っていますが、一方で、先日仏教国であるスリランカに旅行に行った際に現地ガイドに教えてもらった話ですと、悟りを開く人間は2500年に1人しか存在しないそうです。つまり、期待値が0のままでいることは最強なのですが、これは人間である以上到底達成することのできない所業だということになります。

そこで2の力が必要になります。お寿司を食べたいのであれば、魚を捕まえて捌く力かお金を手に入れる力が必要になりますし、ゴールを決めたいのであれば正確なシュートを打つ力(かお金を手に入れる力…)が必要になります。
2の力を最大限獲得するには、能力を高められるように負荷をかけることと、それを持続し続けることの両方を追求することで、負荷×時間の面積を最大化する必要があります。そして転職すなわちキャリアの選択は、面積最大化をより追い求めやすい環境を獲得する上で重要な役割を果たすでしょう。

Algomaticという環境

今後数年の間に生成AIを使いこなせる人とそうでない人で数十倍の生産性の差が生まれる、CEO1人+AIという構成の会社や事業主がどんどん増えていく、などと言われる中で、今この瞬間から生成AIに全ての時間を投資できるAlgomaticは、能力を高められるように負荷をかける軸においてはとても恵まれた環境です。
また、能力密度が高く最初から背中を預け合うことが当たり前なヒリヒリした空気感があり、自分の弱さを消してくれる環境でもあります。
そして「時代を代表する会社になる」という大きなビジョン(代表大野のnoteより引用)にベッドしてコミットし、将来その成果を享受できる環境でもあります。

「20億円を原資に、Algomaticを創業しました」より引用

また持続する軸においても、同世代が多いこと、組織効力感が高いこと、楽観性があること、メタ思考が浸透していることなど魅力が多く、常に高い負荷をかけ続けても保ち続けられるような環境があると感じています。。

Algomaticに入社した理由アゲイン

以上のことから入社理由を改めますと、まず大前提として私は自分と自分の身近な人たちの幸福度を最大化することを大切にしていて、そのためには期待値を常に超えれる力を獲得する必要があり、Algomaticがそれに適した環境であるように感じたことで今すぐにでもここに入社した方が良さそうだという直感が生じたから、ということとまとめられるでしょうか。

さいごに | Algomaticでやりたいこと

このようにして無事入社させていただいた私ですが、Algomaticでまず達成したいと考えていることが3つあります。

  1. 顧客に「これはやばい、魔法みたいですね」って言われるようなサービスやプロダクトをつくる

  2. 生成AI時代の最適なUXをいち早く見つける

  3. 大きくなっても組織効力感のある能力密度の高い組織でいたいし、そのために自分の能力も爆上げする

この辺りは語るよりもさっさと達成しようという話なのでこのくらいの内容に留めつつ、革新的な変化が起き続ける生成AIにベッドする以上、今まで存在するサービスやプロダクトとは非連続な価値提供を目指していきたいと思います。

ポッドキャストあります

文中でも少し紹介させていただきましたが、本記事に書き起こした内容は、実は入社前にAlgomatic代表の大野さんとポッドキャストを収録していて、その時にお話した内容を元ににまとめたものになっています。
音声になっている方がニュアンスが伝わる部分も多い内容かと思いますので、お時間がございましたらながら聴きなどでぜひポッドキャスト聴いてみてください。(私以外の方々のエピソードやCxO陣の雑談回なども面白いのでぜひ!)

採用も強化中💪

Algomaticでは全ての事業部で全方面にて採用活動を強化しています。以下に採用情報ページを記載しておくのご覧ください。というのと、募集ポジションも日々流動的に変化していますので、当てはまるポジションがなくても少しでも興味がございましたらお声かけいただけますと幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。それでは引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

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