プリンセスが鬼殺隊になりました。
「全集中!水の呼吸!」
なにごと?と振り向くと、
あの「鬼滅の刃」で、主人公が出す技のポーズをする娘がいました。
流行っていることは知っていたものの、
「我が家には関係ない」と、カヤの外にいようとしていたのですが、まんまとど真ん中に放り込まれました。
ちなみに先日映画を観にいきまして、家族全員で号泣して帰ってまいりました。
そんな我が家の娘は、元々プリンセス志望の女の子。
年少時は、プリンセスのコスチュームワンピースを着なければ、幼稚園に行かないと泣きじゃくる事も多々ありました。
「ズボン?なにそれ?」と言わんばかりに、ヒラヒラとスカートをなびかせ登園する日々。
そんな娘が年中さんになり、
あんなに、「ズボン履きたくない!」と譲らなかった彼女が、
今では「明日ズボンと靴下ね!」と言ってきます。
「なんで?」と聞くと、
「鬼滅ごっこするとき、タイツだと滑るから!」
だそうです。
我が家のプリンセスは、いつのまにか鬼殺隊になっていました。
「あの泣き叫んだ日々は…。」となんだか気が抜けたのと同時に、
それほど、娘にとって幼稚園で吸収することは多く、
たくさんの刺激をもらっているんだなあ、と気づかせられました。
娘の成長は、
エンタメで見てとれます。
3歳でアンパンマンと出会い、愛と勇気を知り、
4歳でプリキュアや仮面ライダーから憎しみや裏切りを教わり、
プリンセスから、理想や夢、冒険の楽しさを感じ、
5歳の今、鬼滅の刃で、生きることと死ぬことを学びました。
そしてその傍らにはいつも、
共有できる幼稚園のお友達と、見守ってくれる先生方がいました。
1日の大半を幼稚園で過ごす娘にとって、
好きなことを話せる友達がいること。
分かり合える喜びを感じられること。
どちらもとても大切で、ありがたいものです。
そんな環境を作っていただいてるのは、
他でもなく幼稚園の先生方のおかげです。
本当にいつもありがとうございます。
さて、年長さんになる娘。
次はどんな流行りがくるのでしょうか。
鬼殺隊から、なにに変身するのか、
乞うご期待です。
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