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温故知新

【温故知新】

最近、色々な方とお話していて
"古い保育"
という言葉をよく耳にします。
古い=ダメなものというイメージも多くの方にあるみたいです。

確かに、時代の流れに合わせて私たちの保育もバージョンアップしなくてはいけないけれど、奥から滲み出るような温かみのある昔の保育って、今の保育しか知らない私たちが出来ているだろうか。🤔
(というか、昔・今で保育をあまり区別したくない。)

例えば、わらべうた。あの温かい歌詞と音階とリズム。今の手遊び歌には感じられない何かがある。

例えば、お手玉。遊びながら感じるお手玉のやわらかい感触。ポン、カシャ。ポン、カシャ。という心地よい音。今の遊びに、遊びながら安心感を得る体感って出せるだろうか。


昨日、臨床研の新年会に参加させて頂いて、様々な年代の保育者さんのお話をお聞きしました。

私が素晴らしい方だなと思う保育者さんは、特に何も語らなくても保育をしていなくても、その場にいるだけで温かい雰囲気を作ってくださる。
その場にいるだけでいい。
きっと、それは子どもへ無条件の安心感として伝わる。
物質優位な、これからの時代の子ども達には特に必要になってくるものだと思います。

私はまだまだそういう内面からの温かさって出せていないなぁ。

古いからってなんでも切り捨てるのは良くない。
温故知新。
古きを温め、新しきを知る。

私はまだまだ学ばなくてはいけないことがいっぱいあるなぁ!!
精進します🙏

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